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ざくろ聖書に対する洞察,第1巻
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やはりヘブライ語のリンモーンで表わされているざくろの木(Punica granatum)は中東の至る所に生育しています。樹高が4.5㍍を超えることはめったにありません。四方に広がる非常に多くの枝には小槍の先のような形の濃緑色の葉が付いており,そこにさんごのような紅色から緋色まで様々な色の花が咲きます。―第1巻,742ページの写真。
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ざくろ聖書に対する洞察,第1巻
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ざくろは聖書時代に広く栽培されていました。リモンや,エン・リモン,ガト・リモンといった地名は疑いなくそれらの地域にざくろの木が豊富にあったことに由来するものでしょう。(ヨシュ 15:32; 19:45; ネヘ 11:29)ざくろの木はたいへん貴ばれたので,ぶどうの木やいちじくの木のような他の重要な果樹と結び付けられている場合が少なくありません。―歌 7:12,13; ヨエ 1:12; ハガ 2:19。
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