-
ウガンダ2010 エホバの証人の年鑑
-
-
王国伝道者の必要が大きい所で働くことを強く願っていた別の夫婦は,英国出身のトム・クックと妻のアンです。トムは幾つかの国に勤め口を求め,ウガンダの教育省に採用されます。仕事の関係で最初に住むことになったのは,カンパラの130㌔ほど東にあるイガンガという小さな町でした。妻と4歳になる娘のサラが一緒でした。そして次女のレーチェルが生まれてから,ジンジャという町に移ります。その町は,一般にナイルの源流と言われている所にあります。後に一家はカンパラに引っ越します。
-
-
ウガンダ2010 エホバの証人の年鑑
-
-
トム・クックはこう述懐します。「宣教で会う人々の温かさや礼儀正しさ,また慎み深さや品位がとても印象的でした。会衆の増加にわずかでも貢献できたことは非常に大きな特権です」。
この国に移動してどう感じているかという問いに,トムはこう答えています。「幼い子どものいる家族としてエホバに仕えるうえで,これ以上に良い環境はなかったと思います。いろいろな国から来た兄弟姉妹のりっぱな手本,愛に富む忠節な地元の兄弟たちとの交友,さまざまな奉仕の特権,テレビに毒されない暮らし,アフリカのすばらしい大自然に触れたことなどは,数知れない祝福の一部です」。
-
-
ウガンダ2010 エホバの証人の年鑑
-
-
[78ページの図版]
アン・クックと子どもたち。マクンバ兄弟姉妹と共に
-