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ウガンダ2010 エホバの証人の年鑑
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マーガレット・ニエンデとその子どもたちでした。
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ウガンダ2010 エホバの証人の年鑑
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[82ページの囲み記事/図版]
「人に話すことなどできないと思ったのです」
マーガレット・ニエンデ
生まれた年 1926年
バプテスマ 1962年
プロフィール ウガンダ人の中で真理を受け入れた最初の姉妹。正規開拓者として20年以上奉仕し,今も活発な伝道者。
■ キルミンスター兄弟と聖書研究をしていた夫は,私も研究したらよいと考えました。私が聖書を深く愛していたからです。それで,ジョン・ブワリの妻ユーニスと研究することになりました。
研究は楽しかったのですが,伝道に出ることに恐れを感じました。私はもともと内気なほうで,人に話すことなどできないと思ったのです。しかし,ユーニスは辛抱強く助け,まず聖句を一つだけ読むよう勧めてくれました。そして家々を訪問する合間に,その聖句をどう説明するかを教えてくれました。エホバの支えによって恐れを克服することができました。
私がバプテスマを受ける少し前に,衝撃的な出来事がありました。夫が真理を退け,私と子ども7人を捨てて家を出て行ったのです。それでも兄弟姉妹は本当に親切で,私や子どもたちに生活の面や霊的な面で助けを与えてくれました。ある外国人の夫婦は,カンパラでの集会に向かう途中に立ち寄って,私と子どもたちを車に乗せてくれました。たいへん喜ばしいことに,今では子ども4人とその家族がエホバに仕えることを選んでいます。
やがて私は正規開拓奉仕を始めました。関節炎のためにあまり動けなくなってからは,家の前にテーブルを置いて文書を並べ,そばを通る人に話しかけるようにしました。こうして全時間奉仕を続けることができました。
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