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ウクライナ2002 エホバの証人の年鑑
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収穫の業において前進する
2001年9月現在,ウクライナには12万28人のエホバの証人がおり,1,183の会衆を39人の巡回監督が訪問しています。長い期間にわたってまかれた真理の種は,良い実を豊かに結びました。5世代にわたってエホバの証人という家族もあります。それは,「土」がまさしくりっぱなものであることを示しています。多くの人は「りっぱな良い心でみ言葉を聞いたのち,それをしっかり保ち」ます。長年の間,兄弟たちはしばしば涙をもって「植え」ました。そして,肥沃な土壌に「水を注ぎ」ました。エホバはそれを成長させてくださり,ウクライナの忠実な証人たちは『耐え忍んで実を結び』続けています。―ルカ 8:15。コリ一 3:6。
幾つかの区域では,人口に対するエホバの証人の割合が際立っています。例えば,トランスカルパティア地方の,ルーマニア語が話される八つの村には59の会衆があり,三つの巡回区に組織されています。
宗教上および世俗の反対者たちは,流刑や厳しい迫害によってウクライナのエホバの証人を根絶しようと試みましたが,すべて失敗しました。この国の人々の心は,聖書の真理の種にとって,まさに肥沃な土壌だったのです。現在,エホバの証人は豊かな実りを収穫しています。
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