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大いなるバビロンを処刑する啓示の書 ― その壮大な最高潮は近い!
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20 (イ)ヨハネは,エホバが裁きを執行する際,もう一度人間の支配者たちをお用いになることをどのように示していますか。(ロ)神の「考え」とは何ですか。(ハ)諸国家はどのように自分たちの「一つの考え」を遂行しようとしますか。しかし,実際にはだれの考えが遂行されますか。
20 エホバは裁きを執行する際,再び人間の支配者たちをお用いになります。こう記されています。「神は,ご自分の考えを遂行することを彼らの心の中に入れたからである。すなわち,彼らの王国を野獣に与えて彼らの一つの考えを遂行し,神の言葉の成し遂げられるに至ることである」。(啓示 17:17)神の「考え」とは何ですか。大いなるバビロンを完全に滅ぼすため,その刑執行者たちを団結するように取り計らうことです。もちろん,彼女を攻撃する支配者たちの動機は,自分たちの「一つの考え」を遂行することです。大娼婦に敵対することは自分たちの国家主義的な益になると思うようになるのです。そして,自分たちの境界内に引き続き存在する組織化された宗教は,自分たちの主権にとって脅威だと考えるようになるかもしれません。しかし,実際にはエホバが物事を動かしておられるので,彼らは姦淫を犯した長年の敵を一撃のもとに滅ぼすことにより,エホバの考えを遂行します!―エレミヤ 7:8-11,34と比較してください。
21 大いなるバビロンを滅ぼすのに緋色の野獣が用いられるのですから,諸国家は明らかに国際連合に関して何をするようになりますか。
21 そうです,諸国家は緋色の野獣,つまり国際連合を用いて,大いなるバビロンを滅ぼしますが,全く自発的に行動する訳ではありません。というのは,エホバが『彼らの王国を野獣に与えて彼らの一つの考えを遂行する』企てを彼らの心に入れられるからです。時が来ると,諸国家は明らかに国際連合を強化する必要を認めるようになります。いわば歯を与えて,つまり何であれ,自分たちの持っている権威や力を国連に貸して,国連が偽りの宗教に敵対して首尾よく戦えるようにし,ついに『神の言葉が成し遂げられる』ようになるのです。こうして,古来の娼婦は完全に終わりを告げます。これでいい厄介払いができます!
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大いなるバビロンを処刑する啓示の書 ― その壮大な最高潮は近い!
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この大娼婦を滅ぼすのは,十本の角で表わされている諸国家だけではありません。国連そのものを意味する「野獣」もそれらの国家と共にこの凶暴な行為に加わります。国連は偽りの宗教を滅ぼすことを認めるようになります。国連内の190余りの国々の多くはすでにその投票の傾向で,宗教,特にキリスト教世界の宗教に対する敵意を表わしてきました。
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大いなるバビロンを処刑する啓示の書 ― その壮大な最高潮は近い!
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そして,あなたの見た十本の角,また野獣,これらは娼婦を憎み,荒れ廃れさせて裸にし,その肉を食いつくし,彼女を火で焼き尽くすであろう』」― 啓示 17:15,16。
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