ソビエト連邦における歓び
リボフに来たこの少女が歓んでいるのにはわけがあります。この子は,ソビエト連邦内で自由に集まって,クリスチャンの大会を楽しみ,この「これまでに生存した最も偉大な人」という新しいきれいな本のロシア語版を受け取った7万4,252人の中にいたのです。それまでは,エホバの証人はソビエト連邦内で大会を開く許可を得ることができませんでしたが,昨年の夏には,七つの大会を開きました。それぞれの場所での出席者数は前のページに載せられています。
大会開催都市の一つだったカザフ共和国のアルマアタには,ソビエト連邦内のロシア,ウズベク,キルギス,タジク,トルクメンといった共和国から来た人もいました。アルマアタでは,6,000人を超える人々が新しい本を受け取って喜びました。シベリアのウソリエシビルスコエで4,000人以上の出席者がこの本を自分用に1冊ずつ無料で受け取ると,競技場の管理者は感動して,「これは奇跡だ!」と言いました。
キエフでは,この本を目にした大勢の警察官や消防士が,「皆さんを守っていたのですから,わたしたちもやはり皆さんと一緒に大会に出席したんですよ」と言ってこの本を欲しがりました。ある警部は,「この本はどこで編集され,何冊くらい印刷されたんですか」と尋ねました。
今のところ,約60の言語で1,200万冊以上印刷されており,その中には,イボ語,エウェ語,エフィク語,ガー語,ショナ語,セペデ語,ツォンガ語,ツワナ語,トウィ語,ビスラマ語,ベンダ語,ラロトンガ語など,あまり有名ではない言語も含まれています。
世界中の幾百万もの人々が,イエス・キリストの生涯と宣教を扱っている新しく出版されたこの448ページのすばらしい本を楽しみながら読んでいます。イエスについて,また地に対する神の目的を成し遂げるうえでのイエスの役割についてさらに知りたいと思われる方は,243-04 海老名市中新田1271 ものみの塔聖書冊子協会あて,手紙でお知らせください。