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宣教で用いる聖書文書を生産するエホバの証人 ― 神の王国をふれ告げる人々
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その同じ年,つまり1992年に,ものみの塔協会は米国で180の言語の聖書文書を印刷していましたが,それだけでなく中南米にある四つの大きな印刷工場が,国内でも中南米の他の国々でも必要な文書をたくさん供給していました。ヨーロッパでは,ほかに11の印刷工場が文書を生産しており,どの工場も他の国の文書の必要を賄うことに貢献していました。中でもフランスは,14か国に文書を定期的に供給していました。また40余りの言語で印刷を行なっていたドイツも20か国に大量の出版物を送っていたほか,他の多くの国に少量の出版物を送っていました。アフリカでは,ものみの塔の六つの印刷工場が合計46の言語の聖書文書を生産していました。ほかに大小さまざまな11の印刷工場が,神の王国に関する緊急な音信を広めるために使う文書を,中東と極東,太平洋の島々,カナダなどの地域に供給していました。協会はさらに27の国や地域で,会衆がスムーズに機能するために必要な端物を印刷していました。
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宣教で用いる聖書文書を生産するエホバの証人 ― 神の王国をふれ告げる人々
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神の王国に関する知識を普及させるために
ものみの塔協会はこれまで様々な時期に,290以上の違った言語で文書を生産してきました。1992年の時点では,約210の言語で文書を出版していました。これはすべて,人々が神の王国について,また神の王国が自分にとって何を意味するかについて知ることができるよう助けるために行なわれました。今まで非常に広く配布された聖書研究の教材としては,次のようなものが挙げられます。
「とこしえの命に導く真理」(1968年): 117の言語で1億755万3,888冊
「あなたは地上の楽園で永遠に生きられます」(1982年): 115の言語で6,242万8,231冊
「地上での生活を永遠に楽しんでください」(1982年): 200の言語で7,620万3,646冊
上に挙げた数字は1992年現在。
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