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彼らは集まり合うことをやめなかった2016 エホバの証人の年鑑
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大規模な大会は家族の親睦会や結婚式の機会を利用して開かれました。タゴール・フタソイトはこう語ります。「通常,カップルは自分たちの結婚を登録し,警察から大がかりな結婚式を開く許可を得ました。そして式の最中は,演壇に新郎新婦と関係者が座り,兄弟たちが一連の聖書の話を行ないました」。
ある大会でのこと,一人の警官がタゴールに気さくに話しかけます。
「たいがいの結婚式は2時間か3時間で終わるのに,君たちの式はなぜ朝から晩までやってるんだい?」と警官が尋ねます。
タゴールは答えます。「中には問題をたくさん抱えている新郎新婦もいるので,神の言葉から役立つアドバイスを聴く必要があるんです」。
「なるほど」と警官は納得しました。
1983年,複数の結婚式を同時に執り行なうという名目のもと,ジャカルタにある大型スポーツスタジアムで「王国の一致」地域大会が開催されます。出席者の最高数は,兄弟たちと関心を持つ人たちを含めて4000人近くになりました。バプテスマはプログラムの前に個々に行なわれ,125人が受けました。
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