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結婚式 ― 品位ある喜びの日とするものみの塔 2006 | 10月15日
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王国会館 ― 品位あるふさわしい場所
王国会館が使える場合,そこで式を挙げたいと思うクリスチャンは少なくありません。なぜでしょうか。あるカップルはこう説明します。「結婚がエホバの神聖な取り決めであることをよく知っていました。崇拝の場所である王国会館で式を挙げることによって,エホバをいつも意識して結婚生活を築く必要があることを最初から銘記できました。他の場所ではなく王国会館で式を挙げた別の益は,私たちにとってエホバへの崇拝がどれほど重要か,出席した未信者の親族に知ってもらう機会になったことです」。
会衆には,王国会館の使用に関して責任を持つ長老たちがいます。結婚する二人は,そこで式を行なうことが承認されたなら,前もって自分たちの計画をその長老たちに知らせるべきです。新郎新婦は式に遅れずに到着するという固い決意を抱くことによって,招待客にふさわしい敬意を示すことができます。また,すべての事が品位ある仕方で必ず行なわれるようにしたいと思うに違いありません。b (コリント第一 14:40)ですから,世の多くの結婚式を特徴づける奇抜な演出は避けます。―ヨハネ第一 2:15,16。
出席者も,結婚に対してエホバと同じ見方をしていることを示せます。例えば,結婚式のコンテストをしているかのように,他のクリスチャンの式より手の込んだものになるよう期待したりはしません。円熟したクリスチャンは次の点も理解しています。つまり,王国会館で聖書に基づく結婚の話を聞くことのほうが,式後の披露宴や交わりに出席することよりも大切であり有益である,という点です。時間や状況ゆえに,一方にしか出席できないなら,王国会館での式に出席するほうが確かに望ましいでしょう。ウィリアムという名の長老はこう語ります。「王国会館での話のほうは特に理由もなく欠席し,式後の披露宴には出席するなら,結婚の神聖さに対する認識が欠けていることになります。披露宴に招待されていなくても,王国会館での式に出席するなら,二人を支援していることを示せますし,出席している未信者の親族に対して非常に良い証言となります」。
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結婚式 ― 品位ある喜びの日とするものみの塔 2006 | 10月15日
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b 王国会館での結婚式で写真やビデオの撮影をだれかに依頼する場合は,結婚式の品位を損なう行動を取らないよう事前にきちんと伝えておくべきです。
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