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サモア2009 エホバの証人の年鑑
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健康上の問題を乗り越えてエホバに仕える
メトゥセラ・ネルはその一人です。メトゥセラは12歳の時,馬から落ちて腰の骨を折ってしまいました。ある宣教者は振り返ってこう言います。「その事故の後,メトゥセラは歩く時に体が前に折れ曲がった状態で,いつも痛みがありました」。メトゥセラは19歳の時に聖書の研究を始め,家族から反対されても,固い決意をもって耐えました。会衆の集会へ,健康な人なら歩いて5分で行ける距離が,障害のために45分もかかりました。それでもよく進歩し,1990年にバプテスマを受けました。後に兄弟は正規開拓者として全時間奉仕を始め,さらには長老の資格も得ました。以来,30人以上の親族がファガでの集会に出席し,幾人かはバプテスマを受けました。メトゥセラは今でも健康の問題を抱えていますが,笑顔と明るい人柄でよく知られています。
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サモア2009 エホバの証人の年鑑
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[115ページの図版]
メトゥセラ・ネル
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