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サモア2009 エホバの証人の年鑑
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励みとなる交わり
1959年,サモア政府は,アメリカ領サモアの5人の宣教者がアピアで初めて開かれる巡回大会に出席できるよう,入国を許可しました。これはアピア会衆をさらに強める機会となりました。288人が出席し,10人がバプテスマを受ける様子を見るのは,大きな喜びでした。その2年後,会衆は初の地域大会を主催します。ホワイトホース・インという宿の近くにある,ドイツ人が建てた古い病院で開かれました。里程標とも言えるこの大会には,はるばるニュージーランドからも代表者たちが訪れました。
こうした集いは,兄弟たちが大会を組織する面で貴重な訓練の機会となりました。実際,後にサモア政府が旅行する監督や宣教者の入国を拒否するようになった時,地元の兄弟たちだけで大会を組織することができたのです。
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サモア2009 エホバの証人の年鑑
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1967年には,サモアで初めて,1時間の聖書劇が,準備のもと,時代衣装を着けて演じられました。その劇は,神の備えである古代イスラエルの避難都市を題材としたもので,出席した人たちの記憶に長く残りました。
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