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ペンテコステ聖書に対する洞察,第2巻
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刈り取った小麦の初穂は大麦の初穂とは異なった仕方で扱われることになっていました。上等の麦粉10分の2エファ(4.4㍑)にパン種を入れて,二つのパンが焼かれました。そのパンは「あなた方の住む所から」のものであるべきでした。これは,それらのパンが家の者たちの毎日の食事のために作られたパンのようなものであって,わざわざ聖なる目的のために作られたものではないことを意味していました。(レビ 23:17)焼燔の捧げ物と罪の捧げ物がそのパンと共にささげられ,また共与の捧げ物として雄の子羊2頭もささげられました。祭司は両手にそのパンと子羊の一部を載せて前後に揺り動かし,エホバのみ前でそれらを揺り動かしました。これはそれらのものがエホバのみ前にささげられたことを意味しました。そのパンと子羊はささげられた後,共与の捧げ物として祭司の食べるものとなりました。―レビ 23:18-20。
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