-
音楽によってエホバを賛美するものみの塔 1986 | 10月15日
-
-
こうしたすばらしい歌に対する感謝をどのように示せるでしょうか。その一つは,王国会館における公式の崇拝の一部として,そうした歌を歌う特権また責務を真剣に果たすことです。これらの歌を歌うことができるよう,集会が始まる前に到着し,終わりまでとどまるようにすべきです。心を込め,口を大きく開けて,温かさと熱意を込めて歌いましょう。
-
-
音楽によってエホバを賛美するものみの塔 1986 | 10月15日
-
-
もちろん,音楽の最善の用い方はエホバ神を賛美するために用いることです。こうした賛美を歌うことはおよそ3,500年前,すなわちイスラエルが紅海で救出された後にエホバへの賛美を歌った時にまでさかのぼります。(出エジプト記 15:1-21)歌と楽器とをもってエホバを賛美することは神の神殿での崇拝において非常に重要なこととされていました。神殿での音楽のためにレビ人の総数の十分の一以上が従事しました。(歴代第一 23:3,5)ソロモンの神殿の献納式には,大規模なオーケストラと合唱隊が臨席しました。(歴代第二 5:12,13)大変ふさわしいことに,ヘブライ語聖書(特に詩編)は,エホバ神に向かって歌い,調べを奏でるよう繰り返し勧めています。
クリスチャン・ギリシャ語聖書の中にも,イエスと使徒たちが主の晩さんの時に歌ったことが記されています。使徒パウロとシラスはフィリピの獄の中で歌いました。(マタイ 26:30。使徒 16:25)コリント第一 14章15節には,使徒時代において歌は会衆の正規の崇拝の一部であったことが示唆されています。さらに,使徒パウロはコロサイ 3章16節にある通り,「詩と,神への賛美と,慈しみのこもった霊の歌とをもって互いに教え,また訓戒し,心のうちでエホバに向かって歌いなさい」という極めて適切な助言を与えました。同様の指示はエフェソス 5章18節から20節にも見られます。
-