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黄道帯(おうどうたい)聖書に対する洞察,第1巻
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地球から見て,太陽を回る地球の軌道面の両側で,9度以内のところに現われる恒星の帯。
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黄道帯(おうどうたい)聖書に対する洞察,第1巻
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天文学者たちは,黄道の各々の側に9度ずつ広がっている幅約18度の帯域の中に,地球から見て,太陽や月や主要な惑星の通り道と思われるものがあることに注目できたようです。しかし,ギリシャのある天文学者が黄道帯を各々幅30度ずつに12等分したのは,西暦前2世紀以後になってからのことです。それらの部分は黄道十二宮と呼ばれ,それぞれ関連のある星座にちなんで名づけられました。「黄道帯」と訳されている英語の言葉(zodiac)は,「動物の環」という意味のギリシャ語に由来しています。というのは,元々黄道帯の12の星座のほとんどは,動物,もしくは海洋生物の名前で呼ばれたからです。
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