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導きを求めてエホバに頼りました2017 エホバの証人の年鑑
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ジョージア
導きを求めてエホバに頼りました
タマジ・ビブライア
生まれた年 1954年
バプテスマ 1982年
プロフィール 地下での印刷を助けた。4人の子どもを育てながら,ジョージアの初期の旅行する監督として奉仕した。
わたしが妻のツィツォと共にエホバの証人になった時,母は非常に怒りました。ある日,母は親族を全員呼び集めて,エホバの証人との交わりをやめさせようとしました。考えを変えるか,家族と絶縁するかの選択を迫られました。
わたしは町を出ることにしました。金属加工職人だったので,ジョージア第2の都市クタイシに移転しようと考えました。その町ならすぐに仕事が見つかると思ったのです。奉仕者の必要が大きい町であることも知っていました。それで,導きを求めてエホバに頼りました。
その後しばらくして,わたしの聖書研究生に会います。その人はジバリという小さな町に住んでいました。わたしがクタイシに移転することを考えていると聞いて,自分の町にぜひ来てほしいと言い,こう述べました。「アパートがあります。わたしと妻と子どもたちは同じ部屋を使うので,お二人は空いた部屋を使ってください」。
わたしはエホバの導きを求めていました。それで,仕事と住む場所の両方がジバリですぐに見つかるようなら,とりあえずそうさせていただきたい,と伝えました。とても驚いたことに,その研究生はその日の夕方に求人案内を持って戻ってきました。
数日後,わたしは家族とジバリに移りました。まさに引っ越したその日に,びっくりするほど給料の良い仕事が与えられました。新しい社長は会社の所有する大きな家に住むよう勧めてくれました。しばらくしてから,わたしは聖書文書を地下で印刷するのを助けてほしいと頼まれました。新しい家には十分なスペースがあったので,妻と協力してその仕事に用いてもらうことにしました。
何年もの間,わたしたちの広々とした家は記念式などの特別な集まりに用いられました。なんと500人以上がわたしたちの家でバプテスマを受けたのです。エホバの導きを認め,そのとおりにして本当に良かったです!
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生き方を変えたいと思っていました2017 エホバの証人の年鑑
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ジョージア
生き方を変えたいと思っていました
ダビット・サムハラゼ
生まれた年 1967年
バプテスマ 1989年
プロフィール 旅行する監督として奉仕した。2013年からは聖書学校で教えている。
1985年,18歳の時,わたしはソビエト当局により徴兵されました。軍隊での不公正や抑圧に苦しめられ,「あの人たちのようにはなりたくない。自分は異なっていたい」と考えたものです。それでも納得できる行動ができたわけではありません。それで,生き方を変えたいと思っていました。
徴兵期間が終わり,家に帰りました。ある夜,パーティーの後に,自分を改める力を神に祈り求めました。次の日,仕事へ向かう途中におばを訪ねました。おばはエホバの証人です。家に入ると,数人のエホバの証人が集まっていました。温かく歓迎されたので,加わって話を聞くことにしました。
聖書研究を行なうことにし,6か月後にバプテスマを受けました。エホバのおかげでより良い人間になり,自分の力ではできない変化を遂げることができました。
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