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思いやりのある牧者による訓練2017 エホバの証人の年鑑
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ザザ・ジクラシビリ兄弟とアレコ・グブリティシビリ兄弟(それぞれ妻と共に写っている)は不穏な時代に文書を運んだ
1994年11月のある日,アレコ・グブリティシビリは2人の兄弟と共に州の境界を通過しようとしていました。その時,武装した男たちのグループに車を止められ,外に出されました。アレコはこう語っています。「聖書文書を見て彼らは怒り始め,わたしたちを整列させました。殺すつもりのようです。エホバに熱烈に祈りました。約2時間後,1人の男が言いました。『お前たちの文書を持って,行ってしまえ。もし戻ってきたら車を火で焼き,お前たちもおしまいだ』」。
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思いやりのある牧者による訓練2017 エホバの証人の年鑑
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「文書を運んだ兄弟たちの多くは,家族を持つ人でした」とアレコは言います。危険を冒して運び続けるよう彼らを動かしたものは何でしょうか。アレコはこう続けます。「それはエホバに対する深い愛と感謝です。そしてわたしたちは,愛する兄弟姉妹を世話する面で,エホバの方法に倣いたかったのです」。
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