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ニカラグア2003 エホバの証人の年鑑
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興奮に満ちた全国集会
制限が課される前の最後の全国大会が開かれたのは,1978年でした。ですから,1999年12月にマナグアで開かれる地域大会に招待された時の兄弟たちの興奮を想像してみてください。家族全員で出席できるよう,旅費や他の費用を蓄え始めることが励まされました。証人たちの中には,こうした資金をたいへん上手な仕方で得た人たちもいます。例えば,ニカラグアでは豚肉は人気のある食材なので,幾人かの人は,生きている“子ブタの貯金箱”を手に入れました。ブタを買い,育て,後で売るのです。賢明な計画と固い決意によって,12月24日に始まる「神の預言の言葉」地域大会に出席するため,ニカラグア全土から2万8,356人の証人や関心ある人たちがマナグアの国立野球場に集まることができました。
大会の土曜日,代表者たちは784人が浸礼を受けるのを見て,どんなにか興奮を覚えたことでしょう。ニカラグアにおける業の歴史上,最大規模のバプテスマだったのです。以前ニカラグアで奉仕していた宣教者たちも大会に出席し,励み多い経験を聴衆に話しました。そのうえ,大会は人々を一致させる強い影響力がありました。すべての人は,言語や部族的背景にかかわりなく,「肩を並べて[エホバ]に仕えるため」に,霊的真理という一つの「清い言語」において進歩すべく一層の決意をするよう動かされました。―ゼパ 3:9。
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ニカラグア2003 エホバの証人の年鑑
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2万8,356人が出席した1999年の「神の預言の言葉」地域大会。1978年以来初めての全国規模の大会となった
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代表者たちは784人が浸礼 ― ニカラグア史上最大規模のバプテスマ ― を受けるのを見た
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