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坑,穴聖書に対する洞察,第1巻
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坑,穴
(あな)(Pit)
自然にできたか人工的に造られたかどちらかの底の深い場所,もしくはくぼんだ場所。ソドムやゴモラの王たちが落ち込んだ瀝青の坑はその地方に自然にできた,くぼんだ場所だったようですが(創 14:10),ヨセフが兄弟たちにより投げ込まれた坑は人間の造った水坑だったようです。(創 37:20-29)ヘブライ語で坑を意味する二つのおもな言葉はボール(「水坑」あるいは「水溜め」も意味する)とシャハトです。
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塩の海聖書に対する洞察,第1巻
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ソドムとゴモラ ソドムとゴモラは“塩の海”の南端付近にあったと一般に考えられています。これらの都市の王たちは「“シディムの低地平原”すなわち“塩の海”」で戦闘を行なった人々の中にいましたが,この言い回しは,“シディムの低地平原”が“塩の海”で覆われるようになったことを暗示しています。(創 14:3)ロトが住み着いたソドムとゴモラの地域は,「よく潤っており,……エホバの園のよう」でした。(創 13:10-12)今日でも,南東岸沿いの平野では植物が豊富で,小麦や大麦,なつめやし,ぶどうなどが育ちます。大量の瀝青と塩が特にこの南の部分で見られることも,ソドムとゴモラに関する聖書の記述と合致しています。―創 14:10; 19:24-26。
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