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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 2000
塔00 9/1 19–24ページ

受け継いだ貴重なもの ― あなたにとってどんな意味がありますか

「さあ,わたしの父に祝福された者たちよ,世の基が置かれて以来あなた方のために備えられている王国を受け継ぎなさい」。―マタイ 25:34。

1 人々はどんなものを相続物として受けてきましたか。

人はみな,何らかの受け継いだものを持っています。物質面で不自由のない生活様式を遺産として受け継ぐ人もいれば,やりくりの苦しい生活を受け継いでいる人もいます。先代の人々が,自分たちの体験したり聞いたりした事柄のために,別の民族に対する強い憎しみの念を伝える場合もあります。とはいえ,すべての人には一つの共通するものがあります。わたしたちは皆,最初の人間アダムから罪という相続物を受けています。それを受け継いでいるために,人はいずれ死に至ります。―伝道の書 9:2,10。ローマ 5:12。

2,3 エホバは当初,アダムとエバの子孫が何を受け継げるようにされましたか。それを受けることができなかったのはなぜですか。

2 愛の深い天の父エホバは当初,それとは全く異なるもの,すなわち楽園における完全な状態でのとこしえの命を人間に差し伸べ,子孫にも受け継がせるべきものとされました。わたしたちの最初の親アダムとエバは,罪のない,完全な状態で出発しました。エホバ神は人間に,地球を贈り物として与えました。(詩編 115:16)そして,全地がどんな状態になり得るかを示す見本としてエデンの園を設け,意欲を抱かせるすばらしい割り当てをこれら最初の親にお与えになりました。二人は子を産み,地とそこに生きるさまざまな動植物すべてを世話し,楽園の境界を全地に広げることになっていました。(創世記 1:28; 2:8,9,15)二人から出る子孫も,その業に加わることになっていました。子孫に伝えることのできる,なんと壮大な相続財産なのでしょう。

3 とはいえ,このすべてを享受するには,アダムとエバおよびその子孫も,神との良い関係を持たなければなりませんでした。エホバに愛と従順を示す務めがありましたが,アダムもエバも,神から与えられていたものに対する感謝と認識を持たず,神のおきてに背きました。二人は,楽園の住みかと,神が前途に置いた輝かしい見込みとを失いました。そのため,それらのものを子孫に伝えることができませんでした。―創世記 2:16,17; 3:1-24。

4 わたしたちは,アダムが失ったものをどのようにして手に入れることができますか。

4 エホバは憐れみによって,アダムが失ったものを,アダムとエバの子孫が受け継ぐ機会を持てるように取り計らわれました。どのようにでしょうか。神の定めの時に,神ご自身のみ子イエス・キリストが,人間としての完全な命をアダムの子孫のためになげうちました。こうしてキリストは,アダムの子孫すべてを買い取りました。とはいえ,自動的に受け継げるわけではありません。神のみ前で是認された立場を得る必要があります。その立場は,罪を贖うイエスの犠牲の価値に信仰を働かせ,従順によってその信仰を実証することにより得られます。(ヨハネ 3:16,36。テモテ第一 2:5,6。ヘブライ 2:9; 5:9)あなたの生き方は,その備えに対する認識を表わすものとなっていますか。

アブラハムを通して伝えられた相続財産

5 アブラハムは,エホバとの関係に対する認識をどのように示しましたか。

5 エホバは,地に対するご自分の目的を遂行するに当たり,アブラハムと特別な接触を持たれました。そして,この忠実な人に,故国を離れ,神が自ら示す土地に移動するよう指示しました。アブラハムは進んで従いました。アブラハムがそこに到着した後,エホバは,アブラハム自身ではなく,その子孫がその地を相続財産として受けると言われました。(創世記 12:1,2,7)アブラハムはどのように反応したでしょうか。神がどこへ,どのように自分を導いても,エホバに進んで仕え,自分の子孫がその相続財産を受けられるようにしました。アブラハムは,自分のものとはされなかった土地で,死ぬまで100年にわたって仕えました。(創世記 12:4; 25:8-10)あなたならそうしたでしょうか。エホバはアブラハムをご自分の「友」と呼ばれました。―イザヤ 41:8。

6 (イ)アブラハムは,息子を進んで犠牲としてささげようとすることによって何を実証しましたか。(ロ)アブラハムは,どんな貴重な相続財産を子孫に伝えることができましたか。

6 アブラハムは何年も待った末に息子イサクを授かり,これを深く愛しました。イサクが成年に達してからと思われますが,エホバはアブラハムに,息子を連れてゆき,これを犠牲としてささげるようにと言われました。アブラハムは,神がみ子を贖いとして与える面で自ら行なわれる事柄を,自分がそのとおりに演じようとしているとは,知りませんでした。それでもその言葉に従い,イサクを犠牲としてまさにささげようとしたその時,エホバのみ使いがアブラハムをとどめました。(創世記 22:9-14)かねてからエホバは,アブラハムに対するご自分の約束はイサクを通して実現すると語っておられました。ですから明らかにアブラハムは,必要なら神はイサクを死からよみがえらせることができるという信仰を持っていました。そのようなことが,かつて一度も行なわれたことがないとしても,そうでした。(創世記 17:15-18。ヘブライ 11:17-19)アブラハムが息子をさえ差し控えなかったゆえに,エホバは,「あなたの胤によって地のすべての国の民は必ず自らを祝福するであろう」と言明されました。(創世記 22:15-18)これは,創世記 3章15節の胤,つまりメシアなる救出者がアブラハムの家系から出ることを示すものでした。後代に伝えるべき,本当に貴重な相続財産でした。

7 アブラハム,イサク,ヤコブは,自分たちの相続財産に対する認識をどのように示しましたか。

7 アブラハムは,エホバがその時に行なっておられた事柄の意味を知りませんでしたし,「[アブラハム]と共にその同じ約束の相続人」となった息子イサク,また孫のヤコブもそうでした。しかし,彼らは皆エホバを信頼し,その土地のいずれの都市王国にも加わろうとはしませんでした。さらに勝ったもの,すなわち「真の土台を持つ都市」に目を向けていたからです。「その都市の建設者また造り主は神」です。(ヘブライ 11:8-10,13-16)とはいえ,アブラハムの子孫が皆,アブラハムを通して得られる相続財産の貴重さを認識したわけではありません。

相続財産を軽んじた人たち

8 エサウは,自分の相続財産の貴重さに対する認識の欠如をどのように露呈しましたか。

8 イサクの長男エサウは,長子としての生得の権利を重視しませんでした。神聖な物事の価値を認識しなかったのです。それで,エサウはある日,おなかがすいていた時,長子としての権利を弟ヤコブに売り渡しました。何のためにでしょうか。パンとひら豆の煮物という一度の食事と引き換えるためでした。(創世記 25:29-34。ヘブライ 12:14-17)アブラハムに対する神の約束が実現するための経路となる国民は,ヤコブから出ることになりました。ヤコブの名は,神によってイスラエルに変えられました。その相続財産によってこの国民にどんな機会が開かれたのでしょうか。

9 ヤコブつまりイスラエルの子孫は,自分たちの受けた霊的相続財産のおかげで,どんな救出を経験しましたか。

9 飢きんの期間中,ヤコブとその家族はエジプトに移り住みました。その地で彼らは殖えて非常に多くなり,やがてその地で奴隷にされました。しかし,エホバはアブラハムとの契約を忘れてはおられませんでした。神は,定めの時にイスラエルの子らを束縛から救出しました。そして,「乳と蜜の流れる地」,つまりアブラハムに約束した土地へ携え入れる,ということを知らせました。―出エジプト記 3:7,8。創世記 15:18-21。

10 イスラエルの子らの受けた相続財産に関連して,シナイ山でさらにどんな特筆すべきことがありましたか。

10 エホバは,約束の地への途上にあったイスラエルの子らをシナイ山に集め,そこでこう言われました。「もしわたしの声に固く従い,わたしとの契約をほんとうに守るなら,あなた方はあらゆる民の中にあって必ずわたしの特別な所有物となる。全地はわたしのものだからである。そしてあなた方は,わたしに対して祭司の王国,聖なる国民となる」。(出エジプト記 19:5,6)その民が全員一致し,自ら進んでこれに同意を表わしてから,エホバは民にご自分の律法を与えました。ほかのどの民にも行なわなかったことです。―詩編 147:19,20。

11 イスラエルの子らが受け継いだ霊的財産には,どんな貴重なものが含まれていましたか。

11 その新しい国民は,たぐいない霊的財産を受け継いでいました。この民は唯一まことの神を崇拝していました。その方によってエジプトから救い出され,シナイ山で律法が与えられた際の畏怖すべき出来事も目撃していました。そして,預言者たちを通して「神の神聖な宣言」がさらに与えられるにつれ,受け継いだその財産はいよいよ豊かなものになりました。(ローマ 3:1,2)その民は,神の証人となるようエホバから選任されました。(イザヤ 43:10-12)メシアなる胤は,その国民の中から現われることになっていました。律法はそのメシアに注意を引いていました。またそれは,だれがメシアであるかを明らかにし,そのメシアの必要性を認識させるものでもありました。(ガラテア 3:19,24)さらに,その国民には,祭司の王国また聖なる国民として,そのメシアなる胤と共に仕える機会が与えられることになっていました。―ローマ 9:4,5。

12 イスラエル人は約束の地に入ったとはいえ,何を経験することはありませんでしたか。それはなぜでしたか。

12 エホバは約束どおり,イスラエル人を約束の地に導き入れました。しかし,後に使徒パウロが説明したとおり,彼らの信仰の欠如のゆえに,その土地が真に「休みの場所」となることはありませんでした。彼らは一つの民としては「神の休み」に入りませんでした。神ご自身の休みの日 ― アダムとエバが創造されてから始まった ― の目的を見極めず,その目的に調和して働くこともしなかったからです。―ヘブライ 4:3-10。

13 国民としてのイスラエルは,受け継いだ霊的財産の価値を認識しなかったため,何を失いましたか。

13 生来のイスラエルは,祭司の王国,聖なる国民としてメシアと共に天の王国で治める人々の数をすべてそろえることもできたはずです。しかし,彼らは自分たちが受け継いだ貴重な財産の価値を認識しませんでした。メシアが到来した時にこれを受け入れたのは,生来のイスラエル人のうち,残りの者だけでした。その結果,予告された祭司の王国の中に含められたのは,ごく少数の人だけでした。王国は,生来のイスラエルから取り去られ,「その実を生み出す国民に与えられ」ました。(マタイ 21:43)それはどんな国民でしょうか。

天における相続財産

14,15 (イ)イエスの死後,諸国の民はアブラハムの「胤」によってどのように自らを祝福しはじめましたか。(ロ)「神のイスラエル」の成員は,相続財産として何を得ますか。

14 王国が与えられた国民とは,「神のイスラエル」,すなわち霊的イスラエルであり,霊によって生み出された,イエス・キリストの14万4,000人の追随者から成っています。(ガラテア 6:16。啓示 5:9,10; 14:1-3)それら14万4,000人の中には生来のユダヤ人もいましたが,大部分は異邦諸国民から来ました。アブラハムに対するエホバの約束,つまりその「胤」を通してすべての国の民が祝福を受けるという約束は,このようにして成就しはじめました。(使徒 3:25,26。ガラテア 3:8,9)この最初の成就において,諸国の民は聖霊で油そそがれ,霊的な子ら,すなわちイエス・キリストの兄弟たちとしてエホバ神の養子とされました。こうして,同じくその「胤」の副次的な部分となったのです。―ガラテア 3:28,29。

15 イエスは自分の死の前に,ユダヤ人でその新しい国民の成員となる見込みを持つ人たちに,新しい契約を紹介しました。その契約は,イエス自身の血によって有効にされるものでした。契約を有効にするその犠牲に対する信仰に基づいて,その契約に入れられる人々は「永久に完全に(され)」ます。(ヘブライ 10:14-18)彼らは「義と宣せられ」,罪を許されます。(コリント第一 6:11)ですから,その意味では,罪をおかす前のアダムのような状態にあります。しかし,この人々は地上の楽園で生きるのではありません。イエスは,彼らのため天に場所を準備しに行こうとしている,と言われました。(ヨハネ 14:2,3)その人たちは,『天に取って置かれている相続財産』を得るため,自分の地的な見込みを後にします。(ペテロ第一 1:4)天で何をするのでしょうか。「わたしは……あなた方と王国のための契約を結び(ます)」とイエスは説明されました。―ルカ 22:29。

16 油そそがれたクリスチャンには,前途にどんなすばらしい奉仕の割り当てがありますか。

16 キリストと共に支配する者たちが天から行なう事柄の中でも特に際立っているのは,エホバの主権に対する反逆の跡を地上からことごとく除き去ることです。(啓示 2:26,27)彼らは,アブラハムの霊的な胤の副次的な部分として,完全な状態での命という祝福をすべての国の民にもたらす業に携わります。(ローマ 8:17-21)何と貴重な相続財産を得ているのでしょう。―エフェソス 1:16-18。

17 油そそがれたクリスチャンは,まだ地上にいる間でも,受け継いだもののどんな面から喜びを得ますか。

17 とはいえ,イエスの油そそがれた追随者たちが受け継いだものは,すべて将来にかかわる事柄であるというわけではありません。イエスは,他のだれもできないような方法で,唯一まことの神エホバを知るようその人々を助けました。(マタイ 11:27。ヨハネ 17:3,26)言葉と手本により,『エホバに信頼を置く』とはどういうことか,またエホバへの従順にはどういうことが含まれるかを教えました。(ヘブライ 2:13; 5:7-9)イエスは,神の目的にかかわる真理の知識をその人たちに託し,聖霊の導きによって一層の理解が得られることを保証しました。(ヨハネ 14:24-26)そして,神の王国の重要性を彼らの思いと心に刻みつけました。(マタイ 6:10,33)イエスはまたそれら追随者たちに,エルサレムとユダヤとサマリアで,また地の最も遠い所にまで証しをして,人々を弟子とする,という割り当てを託しました。―マタイ 24:14; 28:19,20。使徒 1:8。

大群衆が受け継ぐ貴重なもの

18 アブラハムの「胤」によってすべての国の民が自らを祝福するというエホバの約束は,今日どのように実現していますか。

18 霊的イスラエル,つまり王国相続者から成る「小さな群れ」はすでに選び取られ,その数はそろっていることでしょう。(ルカ 12:32)これまで数十年にわたってエホバは,すべての国の民の中から来る,他の大群衆を集めることに注意を向けてこられました。こうしてアブラハムに対するエホバの約束,すなわちその「胤」を通してすべての国の民が自らを祝福するという約束は,現在大々的に成就しています。これら祝福された人たちも同様に,喜びを抱いてエホバに神聖な奉仕をささげ,救いは神の子羊イエス・キリストに対する信仰にかかっていることを認めます。(啓示 7:9,10)その幸福な人々に連なるようにというエホバからの慈しみ深い招きに,あなたも応じていますか。

19 いま祝福されている諸国の民は,受け継ぐべきどんな財産に目を留めますか。

19 エホバは,小さな群れに属さない人々に,受け継ぐべきどんな貴重な財産を差し伸べておられるでしょうか。それは,天における相続財産ではなく,アダムが自分の子孫に伝えていたはずのもの,つまり楽園における完全な状態でのとこしえの命の見込みです。その楽園は,徐々に全地に広がってゆきます。「もはや死はなく,嘆きも叫びも苦痛ももはやない」世界となるでしょう。(啓示 21:4)ですから,神の霊感による次の言葉は,あなたにあてられているのです。「エホバに依り頼み,善を行なえ。地に住み,忠実さをもって行動せよ。また,エホバを無上の喜びとせよ。そうすれば,神はあなたの心の願いをかなえてくださる。そして,ほんのもう少しすれば,邪悪な者はいなくなる。……しかし柔和な者たちは地を所有し,豊かな平和にまさに無上の喜びを見いだすであろう。義なる者たちは地を所有し,そこに永久に住むであろう」。―詩編 37:3,4,10,11,29。

20 「ほかの羊」は,油そそがれたクリスチャンが受け継いだ霊的財産のかなりの部分から,どのように益を得ていますか。

20 イエスの「ほかの羊」は,天の王国の地的領域に相続分があります。(ヨハネ 10:16前半)この人々は天に行くことはないものの,油そそがれた者たちが受け継いで益を得ている霊的財産のかなりの部分が,その人たちにも伝わっています。神の言葉に収められた貴重な約束に関する理解は,集合体としての油そそがれた者たち,すなわち「忠実で思慮深い奴隷」を通してほかの羊に明らかにされています。(マタイ 24:45-47; 25:34)油そそがれた者たちとほかの羊は,共に唯一まことの神エホバを知り,崇拝します。(ヨハネ 17:20,21)罪を贖うイエスの犠牲の価値について共に神に感謝します。一人の羊飼いイエス・キリストのもとにある一つの群れとして共に仕えます。(ヨハネ 10:16後半)その人々はみな,愛のある,一つの世界的な兄弟関係の中にいます。エホバとその王国に関する証人となる特権に共にあずかっています。もしあなたがエホバに献身し,バプテスマを受けた僕であるなら,あなたの受け継いだ霊的財産の中にこのすべてが含まれているのです。

21,22 わたしたちすべては,受け継いだ霊的財産を大切にしていることをどのように示せますか。

21 受け継いだこの霊的財産は,あなたにとってどれほど貴重でしょうか。神のご意志を行なうことを生活の中で最も重要な事柄とするまでに,それを大切にしているでしょうか。そのことの表われとして,クリスチャン会衆のすべての集会にいつも定期的に出席するようにという,み言葉と神の組織の助言に留意していますか。(ヘブライ 10:24,25)受け継いだその財産の価値を認めるゆえに,困難に面しても神に仕えつづけていますか。その価値に対する認識は十分に強く,それを失うような歩みに至らせるどんな誘惑にも抵抗する力となっているでしょうか。

22 わたしたちすべては,神が受け継がせてくださった霊的財産を大切にしてゆけますように。前途の楽園をしっかり見据えながら,エホバがいま授けてくださる種々の霊的特権に十分にあずかりましょう。エホバとの関係を自分の生活のまさに中心に据えることによって,神から受けたものをどれほど貴重なものとみなしているかについて,説得力のある証拠を示すことになります。わたしたち自身も,このように言明する人々の中に数えられますように。「王なるわたしの神よ,わたしはあなたを高めます。定めのない時に至るまで,まさに永久にあなたのみ名をほめたたえます」。―詩編 145:1。

どのように説明しますか

• アダムが神に忠節であったなら,わたしたちにどんな良いものを伝えることができたはずですか

• アブラハムの子孫は,自分に与えられた相続財産をどのように扱いましたか

• キリストの油そそがれた追随者たちが受け継いだ財産の中には,どんなものが含まれていますか

• 大群衆はどんなものを受け継いでいますか。その価値を真に認識していることをどのように示せますか

[20ページの図版]

アブラハムの子孫は,貴重な相続財産に関する約束を与えられた

[23ページの図版]

自分が受け継いだ霊的財産の価値を認識していますか

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