-
結婚聖書に対する洞察,第1巻
-
-
結婚は男女の間の恒久的な結合のきずなとなるよう意図されました。それは二人が互いに助け合えるようにするためです。二人が愛し合い,信頼し合って一緒に生活すれば,たいへん幸福な生活を享受できるようになります。エホバは男のあばら骨を基礎として用いて,女を男のための配偶者として創造し,こうして女を地上における男の最近親者,つまり男の肉親とされました。(創 2:21)イエスが指摘なさったように,「それゆえに,男はその父と母を離れて自分の妻に堅く付き,ふたりは一体となるのである」と言ったのは,アダムではなく,神ご自身でした。この句の言葉遣いは,一夫一婦婚こそエホバ神から見た結婚の本来の規準であったことを明らかにしています。―マタ 19:4-6; 創 2:24。
-
-
結婚聖書に対する洞察,第1巻
-
-
離婚 創造者は結婚の制度を設けた時,離婚に関する規定は何もお定めになりませんでした。人は自分の妻に堅く付かなければならず,『ふたりは一体となるのです』。(創 2:24)ですから,人は自分と一体とみなされる一人の妻を持つことになりました。離婚などということは,人間が堕落し,その結果不完全になり,退廃した後に初めて持ち上がってきたのです。
-