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  • アブネル
    聖書に対する洞察,第1巻
    • アブネルは衰微するイシ・ボセテの政権を支持しましたが,同時に恐らく王権にも目を付けて,自分自身の地位をも強化しました。結局のところ,彼はサウルの父の兄弟だったからです。サウルのそばめの一人と関係を持ったこと(死んだ王の後継者だけに許される行為)をイシ・ボセテにとがめられて立腹したアブネルは,翻ってダビデの側を支持することを言明しました。(サム二 3:6-11)アブネルはユダ以外のイスラエルの残りの地の実質上の支配者としての自分の地位を強調して,ダビデに交渉を申し入れました。自分の妻ミカルを返すよう要求したダビデの求めに応じたアブネルは今や,ユダから離れていた11の部族の頭たちに個人的に近づき,エホバの油そそがれた王ダビデに対する支持を強化するよう働きかけました。(サム二 3:12-19)その後,ダビデによりヘブロンのその首都で温かく迎えられたアブネルは,ダビデと契約を結ぶよう,すべての部族を説得するため,その同じ日のうちに出かけて行きました。しかし,襲撃に加わって留守をしていたヨアブが戻って,アブネルのことを陰謀を企てている密偵として非難した後,彼を直接呼び戻し,アブネルを殺害するのに都合のよい場所におびき寄せました。―サム二 3:20-27。

  • イシ・ボセテ
    聖書に対する洞察,第1巻
    • イシ・ボセテの短い統治期間には特に国の内外両面で数々の問題が生じました。イシ・ボセテの家とダビデの家との間の戦いは『長引き』,ある戦いではダビデが20人の部下を失ったのに対し,イシ・ボセテは360人を失いました。(サム二 2:12-31; 3:1)時を同じくして,親族のアブネルは,イシ・ボセテを顧みずに自分の立場を強化し続け,サウルのそばめの一人と関係を持つことまでしましたが,東洋の習慣によれば,それは反逆罪同然の行為でした。そのことでイシ・ボセテから叱責されたアブネルは,イシ・ボセテを支持するのをやめて,ダビデと契約を結びましたが,その一つの条件として,イシ・ボセテの姉妹だった,ダビデの妻ミカルを返すよう要求されました。(サム二 3:6-21)アブネルがヨアブの手にかかって死ぬと,イシ・ボセテの立場は一層弱くなり,その後まもなく,彼は昼寝をしていた時に自分の部下である二人の隊長に暗殺されました。(サム二 3:22-27; 4:1,2,5-7)しかし,それら殺害者が報酬を求めてイシ・ボセテの首をダビデのもとに持って来たところ,ダビデは彼らを処刑させ,イシ・ボセテの首をヘブロンのアブネルの墓に葬るよう命じました。―サム二 4:8-12。

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