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集ワ16 4月号 3ページ
親切な言葉で他の人を励まし強める

クリスチャンとしての生活と奉仕集会ワークブック 2016

集ワ16 4月号 3ページ

神の言葉から宝を探す | ヨブ 16-20章

親切な言葉で他の人を励まし強める

助言者の言葉は他の人を強めるべき

ヨブは失意し苦悩していた。そのため支えや励ましが必要だった
ヨブの3人の友は慰めの言葉を何も述べなかっただけでなく，非難の言葉を述べて苦悩を大きくさせた

ビルダドの不親切な言葉はヨブに苦しみの叫びを上げさせた

ヨブは苦しみからの救いを神に切に求め，死にたいとさえ思った
ヨブは復活の希望を見つめて忠実に忍耐した

エリパズがヨブに話しているのをビルダドとツォファルが見ている

ヨブに非難を浴びせた人たち

エリパズ:

恐らくエドムの地のテマンから来た人。テマンはエレミヤ 49:7でエドム人の知恵の中心地とされている
エリパズは「慰め手」の中で最年長でいちばん影響力があったと思われる。最初に話した。3度発言し，他の2人より長い話をした

真実に反する非難:

ヨブの忠誠を冷笑し，神は自分の僕たちを信じていないと唱えた（ヨブ 4，5章）
ヨブをせん越で邪悪であるとし，神への恐れが欠けていると主張した（ヨブ 15章）
ヨブは貪欲で不義であると非難し，人間は神の役に立たないと述べた（ヨブ 22章）

ビルダド:

シュアハの子孫。ユーフラテス川沿いに住んでいたと思われる
2番目の発言者だった。3度の発言はエリパズのものより短いが，より辛らつだった

真実に反する非難:

ヨブの子どもたちは罪をおかしており，災いが臨んだのも当然だとほのめかし，ヨブ自身も不信仰ではないかと述べた（ヨブ 8章）
ヨブには不正があるのではないかと述べた（ヨブ 18章）
人間の忠誠は神にとって意味がないと唱えた（ヨブ 25章）

ツォファル:

ナアマ人で，アラビア北西部出身と思われる
3番目の発言者。最も厳しく非難した。話したのは2度だけ

真実に反する非難:

ヨブの発言をむなしいと非難し，よこしまで有害な習慣を遠ざけるようにと言った（ヨブ 11章）
ヨブは邪悪で罪を楽しんでいるとほのめかした（ヨブ 20章）