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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 2010
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読者の質問…

神には初めがありましたか

■ 聖書の答えは,神には初めはない,というものです。神はこれまで常に存在してこられました。神の永遠性は,理解するのが難しい概念ですが,ただ十分に意味をつかめないというのは,その考えを否定する理由にはなりません。

人間が神についてすべてのことを理解できると考えるのは,道理にかなっているでしょうか。使徒パウロは感嘆してこう述べました。「ああ,神の富と知恵と知識の深さよ。その裁きは何と探りがたく,その道は何とたどりがたいものなのでしょう」。(ローマ 11:33)人間の思考は,神の深い知恵や知識を余すところなく理解することはできません。幼児が親についてすべてのことを理解できるわけではないのと同じです。パウロが霊感を受けて記したこの言葉は,おもに神の比類のない知恵や憐れみについて論じたものですが,エホバ神とそのみ業の中には,人間の思いでは計り知れないほど深遠なものがある,という点も示しています。神には初めがないという概念もその一つと言えるでしょう。それでもわたしたちは,聖書が神について教えている事柄を全面的に信頼できます。イエス・キリストは,その聖なる書物について,「あなたのみ言葉は真理です」と述べています。―ヨハネ 17:17。

モーセはエホバへの祈りの中でこう語りました。「あなたはこれまで常に存在し,これからも常に存在されます」。(詩編 90:2,ニューセンチュリー訳[英語])ここでモーセは,神の存在が二つの方向に及んでいることを伝えています。一つの方向は将来です。エホバは「限りなく永久に生きておられる方」です。(啓示 4:10)神の存在はとこしえの将来にまで及ぶのです。もう一つの方向は過去です。つまり,神は創造されたわけでも,存在するようになったわけでもなく,無限の過去から存在しておられるのです。

わたしたちの多くにとって,抽象的な概念は意味をつかみにくいものです。それでも,難しい概念を把握しようと努めることがあります。その一つに,正数や負数という概念があります。数は,プラスの方向にもマイナスの方向にも,どこまでも無限に数えてゆくことができます。創造者が存在する年数についても,この例を当てはめて考えることができるのではないでしょうか。

ですから,適切にも神だけが「とこしえの王」という比類のない称号を持っておられるのです。(テモテ第一 1:17)考えてみてください。イエス・キリスト,天にいる無数のみ使い,地上の人間はみな,創造されたので初めがあります。(コロサイ 1:15,16)神はそうではありません。神は創造されたに違いないと主張することは,だれが創造者を創造したのかという無意味な循環論法を引き起こします。エホバだけが「とこしえからとこしえまで」存在する方なのです。(詩編 90:2,「口語訳」,日本聖書協会)言い換えれば,エホバは「すべての時の前」から存在しておられました。―ユダ 25,脚注。

とはいえ,思いに留めたい点として,神がとこしえの存在であるという概念は,単なる温かみのない事実ではありません。モーセの祈りをさらに調べてゆくと分かるのは,神の永遠性は,わたしたち人間に永遠の命を与えるという神の心温まる約束の保証となる,という点です。人間の今の命ははかないものですが,それとは対照的に,神は「代々にわたってわたしたちのための真の住みか」であると描写されています。愛ある父エホバは,これまでも,今も,これからもずっと,ご自分の民と共におられます。この素晴らしい真理が,あなたにも慰めとなりますように。―詩編 90:1。

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