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目ざめよ! 1992
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クリスチャンはかけ事をしてもよいか

クリスチャンは楽をして何かを得ようとしてかけ事をしてもよいでしょうか。いいえ,よくありません。神の言葉は,クリスチャンが自分と自分の家族を養うために働くことを奨励しているからです。「『働こうとしない者は食べてはならない』……静かに働いて,自分の労によって得る食物を食べなさい」― テサロニケ第二 3:10,12。

ある社会学者は宝くじのことを,『多数の貧者が少数の者を富ませる手段』と呼びましたが,これはかけ事全般に当てはまることです。クリスチャンは金銭的余裕のほとんどない人々を犠牲にして自分が富むことを願うでしょうか。クリスチャンであれば『隣人を自分自身のように愛する』はずです。(マルコ 12:31)しかしかけ事は愛ではなく自己本位の考え方を吹き込み,同情心を持たせる代わりに無関心にならせます。

かけ事をする場合はたいてい,強欲 ― 貪欲 ― といったクリスチャンとは異質の精神が動機となっています。パウロはローマ 7章7節で,「あなたは貪ってはならない」と述べています。『貪る』という言葉には,「熱望する,渇望する」という意味があります。これは,隣人のお金を手に入れようとする人の過度の欲望を言い表わしていないでしょうか。そのような欲望は,分かち与えるというクリスチャンの理念とは相いれません。

聖書はこう述べています。「金銭に対する愛はあらゆる有害な事柄の根で(す)。ある人たちはこの愛を追い求めて……多くの苦痛で自分の全身を刺したのです」。(テモテ第一 6:10)これは,かけ事に病みつきになっている人々の窮状を言い表わしています。この習癖のとりこになり,度々突き刺されてその痛みに苦しむのです。

イエスは,人々を「その実」によって見分けることができると言われました。(マタイ 7:20)かけ事に病みつきになっている人とその家族が悲惨な状態に陥ることに加え,かけ事には不正行為や犯罪が付き物であると昔から考えられてきました。新ブリタニカ百科事典は,「賭博に着せられる汚名の多くは,興行主たちの不正行為に起因する」と述べています。組織犯罪は,合法あるいは非合法の賭博行為とつながりを持ってきました。クリスチャンは,たとえ間接的にであれ,そのような産業を支持したいと思うでしょうか。

このシリーズの2番目の記事で説明されたとおり,かけ事にはしばしば幸運の数字や日付,あるいはつきなどを迷信的に追求することが関係しています。幾世紀もの間,かけ事をする人たちは幸運の女神の好意を得ようとして,女神を祭り上げてきました。ローマ人はこの女神をフォルトゥーナと呼び,ローマ市にはこの女神を祭る神殿がついに26も建てられました。

預言者イザヤは,背教したイスラエル人が崇拝していたガドと呼ばれる同様の神に言及し,「あなた方は,エホバを捨てる者,……幸運の神[ヘブライ語,ガド]のために食卓を整える者……である」と書きました。(イザヤ 65:11)大みそかには幸運の神のために様々な料理の並んだ食卓を用意するのが習慣でした。このようにして古代人は次の年の幸運を確保することを願いました。

神は,問題を解決するために浅はかにも幸運の女神ガドに頼った人々を是認されませんでした。運に頼ることは,まことの神エホバを無視することと同じです。クリスチャンは変わりやすい運命の気まぐれに平伏するのではなく,はるかに価値ある富をわたしたちに約束しておられる方,わたしたちの期待を決して裏切らない方であるまことの神エホバを頼みにすべきです。

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