ゼカリヤは,エジプトの家畜を襲った災厄を想起させるものとして,エホバの地上の民と戦う諸国民のらくだや他の家畜に神罰が臨むことを予告しました。(ゼカ 14:12,15)神の民は流刑から回復した後,貢ぎ物を背に載せた「波打つらくだの大群」に覆われると描写されています。らくだはまた,すべての国から神の僕の兄弟たちを「エホバへの供え物として」エルサレムに連れて来る駄獣の一つに挙げられています。(イザ 60:6; 66:20)興味深いのは,イザヤの回復の預言の最初の成就として,西暦前537年にバビロンから帰還したユダヤ人の家畜の中に435頭のらくだがいたことです。―エズ 2:67; ネヘ 7:69。