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聖書の31番目の書 ― オバデヤ書『聖書全体は神の霊感を受けたもので,有益です』
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5 (イ)オバデヤの記録は信ぴょう性があり,真実なものであることを何が証明していますか。(ロ)オバデヤは真の預言者としての要求をどのように満たしていましたか。彼の名前はなぜ適切なものと言えますか。
5 エドムに対するオバデヤの預言は,そのすべてが成就しました。その預言は最高潮の部分で,こう述べています。「エサウは刈り株となるのである。それを燃え立たせ,むさぼり食うのである。こうしてエサウの家には生き残る者がいなくなる。エホバ自らこれを語った」。(18節)エドムは剣によって生き,剣によって死にました。その後の子孫をたどる手がかりは何も残っていません。こうして,その記録は信ぴょう性が高く真実なものであることが証明されています。オバデヤは真の預言者としての資格証明をことごとく備えていました。彼はエホバの名において語り,その預言はエホバに誉れを帰し,その後の歴史に実証されるとおり,それは真実となったからです。彼の名には,適切にも,「エホバの僕」という意味があります。
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