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イエス 道,真理,命
イ道 82章 192ページ–193ページ 4節
翼の下にひなたちを集めるめんどり

82章

ペレアでの伝道

ルカ 13:22–14:6

  • 狭い戸口を通って入るため,精力的に励む

  • イエスはエルサレムで死ななければならない

イエスはユダヤとエルサレムで人々を教え,癒やしを行った後,ヨルダン川を渡り,ペレア地域の町から町へ教えていきます。しかし間もなくして,エルサレムへ戻ります。

狭い戸口を通って入るため必死になっている男性

ペレアでのこと,1人の男性がイエスに,「主よ,救われる人は少ないのですか」と尋ねます。この人は,救われる人たちが多いか少ないかという宗教指導者たちの議論を知っていたのかもしれません。イエスはその質問には答えず,救われるためには何をすべきかこう教えます。「狭い戸口を通って入るため,精力的に励みなさい」。そこまでの努力が必要なのはなぜですか。イエスは,「あなた方に言いますが,入ろうとしても入れない人が多いからです」と説明します。(ルカ 13:23,24)

精力的に励む必要性を,イエスは例えで説明します。「家の主人が立ち上がって戸に鍵を掛けると,あなた方は外に立って戸をたたき,『主よ,開けてください』と言います。……しかし主人は言います。『あなた方がどこの人か知りません。悪を行う者たちよ,皆,私から離れ去りなさい!』」(ルカ 13:25-27)

この例えでは,ある人が遅れて来ると戸が閉まり鍵が掛かっているという惨めな状況が描写されています。自分の都合の良い時間に来たのでしょう。しかし都合が悪くても,もっと早くに来るべきでした。これは,イエスがいる間にイエスから学べたはずの人たちに当てはまります。彼らは,真の崇拝を人生の主な目標とする機会を逃してしまいました。救いのために遣わされたイエスを,大半の人は受け入れませんでした。イエスはその人たちが外に放り出され,「泣き悲しんだり歯ぎしりしたり」すると言います。しかし,「東や西から,北や南から」来るさまざまな国の人たちが「神の王国で食卓に着いて横になります」。(ルカ 13:28,29)

さらにイエスは,「最後の人[ユダヤ人以外の人や痛めつけられてきたユダヤ人など]が最初になったり,最初の人[アブラハムの子孫であることを誇りにしている宗教指導者たち]が最後になったりします」と説明します。(ルカ 13:30)「最後」になるというのは,そうした感謝の欠けた人たちが神の王国に入ることは決してないという意味です。

そこへ何人かのパリサイ派の人たちがやって来て,「ここから出て,去っていきなさい。ヘロデ[・アンテパス]があなたを殺そうとしています」とイエスに忠告します。ヘロデ王はイエスに自分の領土から出ていってほしいと思い,自分でこのうわさを広めたようです。彼はすでにバプテストのヨハネを殺害していたので,イエスという別の預言者の殺害にも関わりたくないと思ったのかもしれません。しかしイエスはパリサイ派の人たちにこう言います。「行って,あのきつねに言いなさい。『私は今日と明日,邪悪な天使を追い出し,人々を癒やしています。そして3日目に終えます』」。(ルカ 13:31,32)イエスはヘロデのことを「きつね」と呼んで,彼が悪賢いことを示していたようです。とはいえイエスは,ヘロデやほかの人の言いなりになったり,せき立てられたりはしません。父からの任務を,人に従ってではなく神である父が定めた予定に従って果たしていきます。

イエスはエルサレムへの旅を続けます。イエスの言葉によると,「預言者がエルサレムの外で殺されることはあり得ない」からです。(ルカ 13:33)メシアがエルサレムで死ぬことになるという聖書預言は一つもありません。では,イエスが自分はエルサレムで殺されると言ったのはなぜでしょうか。エルサレムは,71人の成員で構成されるサンヘドリンの高等法廷がある首都で,その法廷では偽預言者が裁判にかけられることになっていたからです。さらに,エルサレムでは動物の犠牲がささげられました。ですからイエスは,自分がエルサレム以外の場所で殺されることはあり得ないと知っていたのです。

翼の下にひなたちを集めるめんどり

イエスは悲しんでこう言います。「エルサレム,エルサレム,預言者たちを殺し,遣わされた人々を石打ちにする者よ,私はめんどりが翼の下にひなたちを集めるようにあなた方を集めたいと何度思ったことでしょう。しかし,あなた方はそれを望みませんでした。聞きなさい,あなた方の家は見捨てられます」。(ルカ 13:34,35)神の子を退けたイスラエル国民には,悲惨な将来が待ち受けています。

エルサレムに到着する前,イエスは安息日にパリサイ派のある指導者から家での食事に招かれます。そこには水腫(脚に水がたまりやすい重い病気)の人が来ており,他の客たちはイエスがどうするかじっと見ています。そこでイエスは,パリサイ派の人たちと律法に通じた人たちに,「安息日に病気を治すのは正しいでしょうか。正しくないでしょうか」と質問します。(ルカ 14:3)

人々は黙ったままです。それでイエスはその男性を癒やし,人々にこう尋ねます。「あなた方のうち,息子や牛が井戸に落ちた場合,安息日だからすぐに引き上げないという人がいるでしょうか」。(ルカ 14:5)このイエスの明快な教えに,彼らは何も答えられません。

  • 救われるには何をすべきであるとイエスは教えましたか。多くの人がいわば家から締め出されてしまうのはなぜですか。

  • 「最後」だったのに「最初」になる人,「最初」だったのに「最後」になる人とは,それぞれどんな人たちですか。

  • ヘロデ王にとって気掛かりだったのはどんなことかもしれませんか。

  • イエスが自分はエルサレムで殺されると言ったのはなぜですか。

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