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聖書に対する洞察,第1巻
洞-1 「女預言者」

女預言者

(おんなよげんしゃ)(Prophetess)

預言する,もしくは預言者としての業を行なう女。「預言者」および「預言」の見出しの下に示されているように,預言するとは,基本的には霊感を受けて神からの音信を語り告げること,神意を明らかにすることを意味しています。将来の出来事に関する予告が関係することもあれば,関係しないこともあります。真の預言者と偽預言者がいたように,エホバに用いられ,エホバの霊に動かされた女預言者もいれば,エホバから非とされた偽女預言者もいました。

ミリアムは聖書の中で女預言者と呼ばれた最初の女です。神は彼女を通して,霊感による歌という形であったかもしれませんが,ある音信を,あるいは幾つかの音信をお伝えになったようです。(出 15:20,21)ですから,彼女とアロンはモーセに対し,「[エホバは]わたしたちによっても話されたのではないでしょうか」と述べたことが記されています。(民 12:2)エホバご自身も預言者ミカを通して,ご自分がイスラエル人をエジプトから連れ出すに当たって彼らの前に「モーセ,アロン,ミリアム」を遣わしたということを話されました。(ミカ 6:4)ミリアムは神の意思伝達の媒介者として用いられるという特権に恵まれましたが,そのような者としての彼女の神に対する関係は,弟モーセのそれよりも劣っていました。ミリアムは,しかるべき自分の立場を保たなかった時に,神からの厳しい懲罰を受けました。―民 12:1-15。

裁き人の時代に,デボラはエホバからの知らせを伝える情報源として仕え,バラクに対するエホバのご命令に見られるように,特定の事柄に関するエホバの裁きを知らせたり,その指示を伝えたりしました。(裁 4:4-7,14-16)こうして,彼女は国家的な弱さと背教の見られた時期に,比喩的な意味で『イスラエルの母』として仕えました。(裁 5:6-8)女預言者フルダは,ヨシヤ王の時代に同様の仕方で仕え,国民や王に対する神の裁きを知らせました。―王二 22:14-20; 代二 34:22-28。

イザヤは自分の妻を「女預言者」と呼んでいます。(イザ 8:3)一部には,彼女は預言者と結婚していたという意味でそう呼ばれているに過ぎないのではないかと言う注解者もいますが,この推測には裏付けとなる聖書的な証拠がありません。以前の女預言者たちと同じように,彼女もエホバから何らかの形の預言的な割り当てを受けていた可能性のほうが高いように思われます。

ネヘミヤは,「その他の預言者たち」と共にネヘミヤに恐れを抱かせてエルサレムの城壁の再建を妨害しようとした,女預言者ノアドヤを,好ましくない人物として語っています。(ネヘ 6:14)彼女は神のご意志に逆らって行動しましたが,それは必ずしも彼女がそれまで女預言者として正当な立場を占めていなかったことを意味するものではありません。

エホバはエゼキエルに,『女預言者として自分の心のままに行動していた』イスラエル人の女たちについて語られました。これは,それらの女預言者が神からの神聖な任務を帯びてなどおらず,単にまねごとだけの,勝手に女預言者を決め込んだ者であったことを暗示しています。(エゼ 13:17-19)それらの者は,人をわなにかけたり,だましたりするような習わしや宣伝によって『魂を追い詰め』,義なる者を罪に定め,邪悪な者を大目に見ましたが,エホバは彼らの手からご自分の民を救い出そうとしておられました。―エゼ 13:20-23。

イエスが生まれたころ,ユダヤ人はまだエホバの契約の民であり,年老いたアンナは女預言者として仕えていました。そして,「神殿から離れたことがなく,断食と祈願とをもって夜昼神聖な奉仕をささげて」いました。彼女は,『エルサレムの救出を待つ人々すべてに,その子供[イエス]について語る』ことによって,啓示された神の目的を『語り告げる』という基本的な意味で女預言者として行動しました。―ルカ 2:36-38。

預言することは,新たに形成されたクリスチャン会衆に授けられた奇跡的な霊の賜物の一つでした。処女であった,フィリポの4人の娘のように,あるクリスチャンの婦人たちは神の聖霊に動かされて預言しました。(使徒 21:9; コリ一 12:4,10)これは,「あなた方の息子や娘たちは必ず預言する」と予告したヨエル 2章28,29節の成就でした。(使徒 2:14-18)しかし,女は,そのような賜物を与えられたからと言って,自分の夫の頭の権や,クリスチャン会衆内の男子の頭の権に服従する必要がなくなったわけではありません。服従のしるしとして,婦人は預言する際には頭の覆いを着けなければならず(コリ一 11:3-6),会衆内では教え手の役をしてはなりませんでした。―テモ一 2:11-15; コリ一 14:31-35。

テアテラの会衆にいたイゼベルのような女は,自分には預言する力があると主張しましたが,昔の偽女預言者たちの歩みに従っていたため,啓示 2章20-23節のヨハネに対するイエスの音信の中で,キリスト・イエスからの有罪宣告を受けました。彼女は不当にも教え手の役をし,会衆の成員を悪い習わしに引き入れていました。

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