ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 立法者
    聖書に対する洞察,第2巻
    • 神は律法契約をイスラエルに与えることにより,単に偶像礼拝を行なっていた異教徒だけでなく,イスラエル人も,つまりすべての人が有罪であることを明らかにされました。律法はイスラエル人に自分たちが完全な規準にかなっていないことを多くの仕方で痛感させるのに役立ちました。「それは,すべての口がふさがれて,全世界が神の処罰に服するようになるためで(した)。律法によって罪についての正確な知識が生じるのです」。(ロマ 3:19,20)あるイスラエル人は偶像礼拝を行なったことがなかったかもしれず,血を避けていたかもしれませんし,また殺人の罪をおかしたことはなかったかもしれませんが,それでも律法契約により有罪と宣告されました。それは,律法契約により,今や,幾多の行動や態度さえも罪深いものであることが明らかにされたからです。したがって,パウロは自分自身のことをあたかも律法が与えられる前に父祖たちの腰にあって生きていたかのようにみなして,こう述べました。「実際,律法がなかったなら,わたしは罪を知ることはなかったでしょう。たとえば,律法が,『あなたは貪ってはならない』と言っていなかったら,わたしは貪欲ということを知らなかったでしょう。……事実,わたしはかつて律法なしに生きていました。しかしおきてが到来した時,罪は生き返り,わたしは死にました」― ロマ 7:7-9。

  • 命
    聖書に対する洞察,第1巻
    • 古代の人々の希望 古代の忠実な人々は,命の希望を抱いていました。使徒パウロはその事実を指摘しています。パウロは時代をさかのぼって,律法が与えられる前のアブラハムの子孫に言及し,一ヘブライ人としての自分自身のことを,自分の父祖の腰の中にいたという意味で,当時生きていたかのように語っています。彼はこう論じています。「わたしはかつて律法なしに生きていました。しかしおきてが到来した時,罪は生き返り,わたしは死にました。そして,命に至らせるおきて,わたしはこれが,死に至らせるものであることを見いだしました」。(ロマ 7:9,10。ヘブ 7:9,10と比較。)アベル,エノク,ノア,アブラハムといった人々は神に対して希望を抱いていました。彼らは蛇の頭を砕く「胤」を信じていました。蛇の頭が砕かれるということは救出を意味するのです。(創 3:15; 22:16-18)彼らは「真の土台を持つ都市」である神の王国を待ち望みました。また,死者が復活させられて生きるようになることを信じていました。―ヘブ 11:10,16,35。

      エホバは律法を与えると同時にこう述べられました。「あなた方はわたしの法令と司法上の定めとを守らねばならない。それを守り行なうなら,人はそれによって必ず生きるのである」。(レビ 18:5)律法を与えられたそれらイスラエル人は,その律法を自分たちに命の希望を差し伸べるものとして歓呼して受け入れたに違いありません。律法は『聖にして義にかなっている』ので,その規準に全く従った生き方ができる人は完全に義にかなった人であるということになります。(ロマ 7:12)しかし,律法は命を与えるどころか,全イスラエルが,そして人類一般が不完全であり罪人であることを明らかにしました。それだけでなく,律法はユダヤ人を死罪に定めました。(ガラ 3:19; テモ一 1:8-11)確かに,「おきてが到来した時,罪は生き返り,わたしは死にました」と,パウロが述べているとおりです。ですから,命は律法によっては得られなかったのです。

  • 腰
    聖書に対する洞察,第1巻
    • 「腰」という言葉で表わされている体の部分には生殖器が含まれているため,子孫は「腰から出る」と言われています。(創 35:11; 王一 8:19; 使徒 2:30)パウロはこの事実を用いて,アロンの父祖レビはアブラハムの腰にあったという意味でメルキゼデクに対して什一を払っており,この点でメルキゼデクのさまにしたがうイエスの祭司職はアロンのそれより優れていることを示しています。(ヘブ 7:5-10; 創 14:18-20)パウロはまた,ローマ 7章9節でも同じように論じて,こう述べています。「わたし[律法が与えられる以前の父祖たちの腰にあったユダヤ人のパウロ]はかつて律法なしに生きていました。しかしおきてが到来した時,罪は生き返り,わたしは死にました」。

日本語出版物(1954-2026)
ログアウト
ログイン
  • 日本語
  • シェアする
  • 設定
  • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
  • 利用規約
  • プライバシーに関する方針
  • プライバシー設定
  • JW.ORG
  • ログイン
シェアする