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栄光聖書に対する洞察,第1巻
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神の僕たちは『すべての事を神の栄光のためにする』よう訓戒されています。(コリ一 10:31)神の栄光は神にささげられる誉れと賛美を通して明らかにされます。人の行状は,『神に栄光を帰する』よう他の人々を動かす場合があります。(マタ 5:16; ペテ一 2:12)エホバの導きに心からこたえ応じるクリスチャンは,「栄光から栄光へと……変えられ」,神の栄光を反映する点で絶えず進歩してゆきます。(コリ二 3:18)他方,1世紀のある人々がしたように,人からの栄光を求めることのないよう注意しなければなりません。(ヨハ 12:42,43)人からの栄光を求めたり受けたりしないという点で,イエスもパウロも優れた模範を残しました。―ヨハ 5:41; 8:50; テサ一 2:5,6。
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像(ぞう,かたち)聖書に対する洞察,第2巻
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クリスチャン会衆の油そそがれた成員はすべて,「み子の像にかたどったもの」となるよう,神によってあらかじめ定められています。(ロマ 8:29)キリスト・イエスは,彼らがイエスの足跡に従い,その歩みや方法に見倣う時に,生活の型の点で手本となるだけでなく,死と復活の点でも手本となります。(ペテ一 2:21-24; コリ一 11:1; ロマ 6:5)彼らは,「塵で造られた者[アダム]の[地的な]像」を帯びていましたが,その後は霊の被造物として,「天的な者[最後のアダム,キリスト・イエス]の像」を帯びます。(コリ一 15:45,49)彼らは地上で生きる間,神のみ子から彼らに照り輝く「エホバの栄光を鏡のように反映させ(る)」特権にあずかり,栄光を反映させるみ子によって伝えられる像に徐々に造り変えられてゆきます。(コリ二 3:18; 4:6)そのようにして,神は彼らのうちに,ご自身の神聖な特質の反映もしくは像である,新しい人格を創造されます。―エフェ 4:24; コロ 3:10。
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