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  • 助言,助言者
    聖書に対する洞察,第1巻
    • それで,「助言」という語は,エホバが『わたしの計り事は立つ』と言明しておられる場合のように,「意志」,「目的」,「決意」,「謀りごと」などを意味することもあります。(イザ 46:10)人の「心の計り事」,すなわち当人の内奥に秘められている計画,謀りごと,目的,決意などは,主イエス・キリストが裁きを行なうために来られる時,暴露されます。(コリ一 4:5)エフェソス 1章11節の,「ご意志の計るところに応じて」(字義,「ご意志の計り事に応じて」)という句は,「神の意志の表明である目的もしくは決意にしたがって」という意味であると理解できるでしょう。使徒パウロは,「神のみ旨をことごとく」(「神の目的全体」,エルサレム; 「神の意志全体」,新国),つまり救いに肝要な事柄すべてを何一つ差し控えることなく教えたので自分には血の罪はないと述べました。―使徒 20:27。

  • 予知,あらかじめ定める
    聖書に対する洞察,第2巻
    • 『召され,選ばれた者たち』に関する事柄をあらかじめ定める まだ残っているのは,クリスチャンの「召された者たち」や「選ばれた者たち」について論じている聖句です。(ユダ 1; マタ 24:24)それらの人は,「神の予知にしたがい……選ばれた」者たち(ペテ一 1:2),『世の基が置かれる前から選ばれ』,『神の養子となるようあらかじめ定められた』者たち(エフェ 1:3-5,11),『救いのために初めから選び出され,ほかならぬこの定めに召された』者たち(テサ二 2:13,14)であると述べられています。これらの聖句に関する理解は,そうした聖句がある個々の人をあらかじめ定めることについて述べているのか,それとも人々の級,すなわちクリスチャン会衆,もしくは天の王国でキリスト・イエスの共同相続人となる人々の「一つの体」(コリ一 10:17)をあらかじめ定めることについて説明しているのか,ということによって違ってきます。―エフェ 1:22,23; 2:19-22; ヘブ 3:1,5,6。

      もしこれらの言葉が,とこしえの救いを受けるようあらかじめ定められている特定の個人に当てはまるのであれば,それらの個人が不忠実になったり,自分たちの召しに関して失敗したりすることは決してあり得ないということになります。彼らに関する神の予知が不正確であるということはあり得ず,彼らをある運命にあらかじめ定めたことが実現しなかったり,妨害されたりすることも決してあり得ないからです。しかし,霊感によって前述の言葉を記した同じ使徒たちは,『買い取られ』,キリストの贖いの犠牲の血によって「神聖にされた」人々,また「天からの無償の賜物を味わい」,『聖霊と,来たるべき事物の体制の力にあずかる者となった』人々の中から,悔い改めが不可能なところまで離れ落ち,自ら滅びを被る者が出ることを示しています。(ペテ二 2:1,2,20-22; ヘブ 6:4-6; 10:26-29)使徒たちは一致して,自分たちが手紙を書いた人々を次のように激励しました。「自分の召しと選びを自ら確実にするため,……力を尽くして励みなさい。これらのことを行なってゆくなら,あなた方は決して失敗することはないからです」。「恐れとおののきをもって自分の救いを達成してゆきなさい」。(ペテ二 1:10,11; フィリ 2:12-16)「イエス・キリストの使徒となるために召された」パウロも(コリ一 1:1),自分が個人としてとこしえの救いを受けられるよう前もって運命が定められているなどと考えていなかったことは明らかです。パウロは,「神からの賞である上への召しのため,目標」を達成しようと奮闘していることや(フィリ 3:8-15),自分自身が「何かのことで非とされる」ことがないようにしたいと考えていることについて語っているからです。―コリ一 9:27。

      同様に,そのような人々に提供されている「命の冠」は,試練のもとで死に至るまで忠実を保つことを条件に与えられます。(啓 2:10,23; ヤコ 1:12)神のみ子と共にあずかる彼らの王権の冠は失われることがあります。(啓 3:11)使徒パウロは,「義の冠」が自分のために「定め置かれてい(る)」ことに対する確信を言い表わしましたが,その言葉はあくまでも,パウロが「走路を最後まで走り」,その終わりが近づいていることを確信した時に述べた言葉にすぎません。―テモ二 4:6-8。

      一方,前に引用した聖句が,一つの級,つまりクリスチャン会衆,あるいは召された者たちから成る一団としての「聖なる国民」に当てはまると考えれば(ペテ一 2:9),それは,神がそのような級(それを構成する特定の個人ではない)が生み出されることを予知し,そのことをあらかじめお定めになったという意味になります。また,それらの聖句は,すべて神の目的により,やがてその成員となるよう召される人々すべてが従わなければならない『型』を神が規定された,あるいはあらかじめお定めになったという意味になります。(ロマ 8:28-30; エフェ 1:3-12; テモ二 1:9,10)神はまた,そのような人々が行なうよう期待されている業や,彼らが世からもたらされる苦しみのゆえに試みられるということをあらかじめお定めになりました。―エフェ 2:10; テサ一 3:3,4。

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