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  • 簡単に記憶できる年ごろ
  • 目ざめよ! 1987
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目ざめよ! 1987
目87 7/22 26–27ページ

簡単に記憶できる年ごろ

母親の皆さんは,幼い子供たちがすぐに聖句を覚えてしまうことをご存じですか

「ずんぐりむっくり へいに座った……」。それからどうなりましたか。英語圏の国に住む人ならだれでも知っています。ずんぐりむっくりの話はごく小さな時に聞かされますが,すばらしいことに,わたしたちはその童謡をいまだによく覚えています。「王の馬も,王の家来も」元通りにできなかったその人がだれなのか,わたしたちは自分の子供にも教えているかもしれません。

この童謡,あるいは読者が住んでおられる国で歌われている他の童謡を今日まで記憶できたのは,次の二つの非常に簡単な理由によります。それは,その歌が記憶しやすいということと,面白いということです。しかし,暗記は子供たちにとってそれ以上の意味があります。

先生も強く勧めている

英才児を集めた学校の6年生を担当しているある教師は,暗記させるのは良いことだという非常に強い意見を持っています。「実を言えば,子供たちは多くのことを記憶している。ごく幼い子供でも,幾十もの歌の歌詞や,長々と続くスポーツの統計などを覚える。そのようなことは記憶してもほとんど益がないばかりか,害となることもある。健全で人を高める事柄を記憶すれば,子供たちは健全な考え方ができるようになる。暗記はすばらしい鍛錬だ。暗記によってさまざまな考えが生み出され,創造性が鼓舞される。後で役に立つ素地が出来上がる」。

高校のもう一人の英語の先生は,「ごく幼いときに刺激を受けず,挑戦となる問題に取り組まなかった生徒は,中学校に入るころには,底の浅い,体を使うことだけが好きな人間になる傾向のあることが分かった。そのような子供たちは大抵,上手に意思を通わせることができず,のろまな人間になる」と付け加えています。

お子さんはあなたと同じように,記憶した事柄の一部を命ある限り頭の中にとどめていることでしょう。では,命ある限り子供たちが用いることができ,子供たちの助けとなるものを教えてみてはいかがですか。聖書中の幾つかの節を選び出し,子供たちに記憶させるのはどうでしょうか。あるクリスチャンたちはそのようにして,大きな喜びと益を得ています。

彼らにもできましたから,あなたにもできます

アンドレの母親は息子が6歳になるまでに,聖書中の80余りの節を一語ずつ記憶するよう助けました。

母親は,「大急ぎで詰め込んだわけではありません。非常にくつろいで,ごく自然なペースで行ないました。実際,やがてある人から,『アンドレは何節くらい覚えたの』と尋ねられたときは,時間を取って勘定してみなければなりませんでした。アンドレは大変楽しみながら新しい節を覚えたので,あっという間に数が増えてゆきました」と述べています。

しかし,この母親はどのように暗記させたのでしょうか。初めにどんな本を読んだのでしょうか。何かの秘けつがありますか。

母親は,「いえ,いえ,そんなものは全然ありません」と否定してから,こう続けます。「とても簡単です。一つの節を2回ほど読んであげるだけです。すると息子は,ちょうど結婚の誓約のように,私のあとについてその節を2回ほど繰り返します。その後はアンドレが覚え込むまで,二人で週に二,三回同じことを繰り返します。息子の学習意欲と,記憶の速さには驚かされました」。

「それだけですか」。

「ええ。本当にそれだけです。上手に教えられたのね,と言って皆さん私をほめてくださいますが,実を言えば,何も特別なことはしていないのです。いつも息子の前に新しい節を幾つか示すだけなのですが,子供はそれをクッキーのようにさらってゆくのです」。

「息子さんは一つ一つの聖句を記憶するのが本当に好きなのですね」。

「いいえ。好きなのではありません。それを愛しているのです。主人も私もアンドレに対しては積極的で熱心でしたし,アンドレを励ましましたから,アンドレは自分が成し遂げた事柄を大変誇りに思っています。うちの子より覚え方が速い人も遅い人もいるでしょうが,きっとどんなお子さんでも,そのようにしてお母さんやお父さんと一緒に時間を過ごすのは楽しいのではないでしょうか」。

子供たちが得る益について考えてください

聖書の言葉に従ってお子さんを教えるとき,あなたは「エホバの懲らしめと精神の規整とをもって[子供を]育てて」いるのです。(エフェソス 6:4)子供の幼い思いの中に神の考えを植えていれば,やがて神の考え方が子供たちの考え方になってゆきます。その方法について調べてみましょう。

まず,マタイ 24章14節を記憶できるよう子供を助けるとしましょう。他の家族の場合はこの聖句が効果的でした。子供たちはこの聖句を何度も聞いてきたと思われるからです。最初の数回は節を読むだけにして,次にそれを復唱するよう子供を助けます。その上で,その節に関する子供の理解の蓄えを増やすことに着手できるでしょう。

例えば,子供がマタイ 24章14節を暗記したら,一つか二つの文を使って,「良いたより」とは何かを説明してもよいでしょう。その後の段階で,神の王国を簡単に定義できるでしょう。また別のときに,やはり真のクリスチャンたちが伝道している世界の他の地域のことや,そこではどのような業が行なわれているかを説明できます。その勉強の時間は短いもの,形式ばらない楽しいものにします。軍曹のようになる必要はありません。重苦しくなく,のびのびした雰囲気を保ってください。そのような目的をもった家族ゲームを幾つか考案できるかもしれません。

子供が覚えようとしている節を楽々と言えるようになるまで,週に数回,忍耐強く繰り返さなければなりません。しばらくすると子供はそれをよく覚えてしまい,初めのころの節はもう繰り返したくなくなるでしょう。そうなればしめたものです。子供の関心を保つために,新たに二つか三つの節を加えます。このころになると,自分の好きな聖句に関して満々たる自信がつき,それを会衆の集会で言いたくてたまらなくなるでしょう。子供は,親が家から家の伝道で会った人の前でその節を喜んで暗唱するでしょう。

しかし,子供をせかせたり,子供に無理強いをしたりしてはなりません。子供たちの成長の速度はみんな違います。あてがわれた節はとてもよく理解できるのに,家の外では恥ずかしがって自分の考えを言えなくなってしまう子供もいるでしょう。結局のところ重要なのは,お子さんが他の人々に感銘を与えることではなく,親と子が,神の言葉の述べる事柄を学ぶ温かな愛にあふれた時間を持つということなのです。

別の機会には,親に対する敬意や,他の人々と平和に仲よくやってゆくことを強調するような,あるいは必要な矯正と鍛錬を施す一つの節を学ぶように子供を導くことができるかもしれません。創世記 1章1節や啓示 21章3節と4節など,聖書中の重要な教理に関係した聖句を覚えさせるのも,それなりに有益です。

実際,親にせよ子供にせよ教訓や益を得られない節などは,もちろんありません。「聖書全体は神の霊感を受けたもので,教え,戒め,物事を正し,義にそって訓育するのに有益」だからです。(テモテ第二 3:16)この方法はお子さんにとって大きな助けになり,親の方々にとっても非常に簡単で,親子とも十分楽しめるものですから,今すぐ始めてみてはいかがですか。

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