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悔い改め聖書に対する洞察,第1巻
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悔い改めることが不可能な者たち 真理の正確な知識を受けた後に「故意に罪を習わしにする」人は,悔い改めることが不可能になっています。その人は神のみ子がどのような目的で死なれたのかを知りながら,その目的を無視しており,それにより,み子を死に定めた人たちの隊伍に加わっているからです。事実上,「神の子を自分であらためて杭につけ,公の恥にさらしている」のです。(ヘブ 6:4-8; 10:26-29)ですから,これは許されない罪になります。(マル 3:28,29)そのような人にとっては,「義の道を正確に知らないでいたほうが,それを正確に知った後,自分に伝えられた聖なるおきてから離れてゆくよりは」良かったでしょう。―ペテ二 2:20-22。
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復活聖書に対する洞察,第2巻
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パウロは,真理を知り,聖霊にあずかってから離れ落ちた人々のことを,「再び悔い改めに戻すこと」の不可能な状態に陥った人々であるとしています。「なぜなら,彼らは神の子を自分であらためて杭につけ,公の恥にさらしているからです」。贖いが彼らを助けることはもはやあり得ません。したがって彼らが復活を受けることもありません。さらに同使徒はそのような者たちを,いばらやあざみだけを生じさせ,そのために退けられて,ついには焼き払われてしまう畑に例えています。ここには彼らの前途,つまり完全な絶滅が例えで示されています。―ヘブ 6:4-8。
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