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  • 試練に遭っても喜びを失わない
    ものみの塔(研究用)2021 | 2月
    • 2 普通,迫害されて喜ぶ人はいません。しかし聖書は,喜ぶようにと言っています。例えばイエスの弟子ヤコブは,試練に遭う時に参ってしまうのではなく,それを喜ばしいことと考えるよう勧めました。(ヤコ 1:2,12)イエスも,迫害されても幸福だと言っています。(マタイ 5:11を読む。)試練に遭っても,どうすれば喜びを失わずに済むでしょうか。ヤコブが初期クリスチャンたちに書いた手紙の幾つかの点から,多くのことを学べます。まず,当時のクリスチャンがどんな問題にぶつかったか考えましょう。

      1世紀のクリスチャンはどんな試練に遭ったか

      3. ヤコブがイエスの弟子になって間もなく,どんなことが起きましたか。

      3 イエスの異父兄弟ヤコブが弟子になって間もなく,エルサレムにいたクリスチャンたちは反対を受けるようになりました。(使徒 1:14; 5:17,18)ステファノが殺されると,多くのクリスチャンがエルサレムから逃げ,「ユダヤとサマリアの全域に散らされ」ました。キプロスやアンティオキアまで行った人たちもいました。(使徒 7:58–8:1; 11:19)クリスチャンたちはとても大変な経験をしたことでしょう。それでも,行った先々で熱心に良い知らせを伝え,ローマ帝国全域に幾つもの会衆ができました。(ペテ一 1:1)しかし,もっと大変なことが待ち受けていました。

      4. 初期クリスチャンたちは,ほかにどんな試練に遭いましたか。

      4 初期クリスチャンたちは,さまざまな試練に遭いました。例えば西暦50年ごろ,ローマ皇帝クラウディウスが全てのユダヤ人に,ローマから出ていくよう命じました。それで,クリスチャンになったユダヤ人たちは,家を捨ててどこかに移住しなければなりませんでした。(使徒 18:1-3)西暦61年ごろ,使徒パウロは,仲間のクリスチャンが人々の前で非難されたり,捕らわれたり,持ち物を奪われたりしたと書きました。(ヘブ 10:32-34)また,貧困や病気という問題もありました。(ロマ 15:26。フィリ 2:25-27)

  • 試練に遭っても喜びを失わない
    ものみの塔(研究用)2021 | 2月
    • 1. 風雨にさらされているランプの中で火が燃えている。2. 年配の兄弟が聖書を開いて持っている。

      ランプの中で燃え続ける火のように,エホバが与えてくださる深い喜びはクリスチャンの心の中で燃え続ける。(6節を参照。)

      6. ルカ 6章22,23節によると,クリスチャンが試練に遭っても喜べるのはどうしてですか。

      6 病気だったり,貧しかったり,家族と考え方が違ったりすると幸せになれない,と思う人たちもいます。しかし,ヤコブが手紙に書いた喜びは,状況に左右されるものではありません。神の聖なる力が生み出すものです。(ガラ 5:22)クリスチャンが深い喜びや幸せを感じるのは,自分がイエスの手本に倣っていて,エホバに喜ばれていることを知っているからです。(ルカ 6:22,23を読む。コロ 1:10,11)そのような喜びは,ランプの中で燃える火のように,クリスチャンの心の中で燃え続けます。病気になったり貧しくなったりしても,消えそうにはなりません。家族やほかの人たちからばかにされたり反対されたりしても,消えません。反対する人たちがその火を消そうとしても,ますます燃え上がります。信仰のゆえに試練に遭うのは,私たちがまさしくキリストの弟子であることの証拠です。(マタ 10:22; 24:9。ヨハ 15:20)だからこそ,ヤコブはこう書きました。「私の兄弟たち,さまざまな試練に遭う時,それを喜ばしいことと考えましょう」。(ヤコ 1:2)

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