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残りの者聖書に対する洞察,第2巻
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霊的な残りの者 「啓示」の書(12章)の中で,ヨハネは天にいる一人の女と一匹の龍に関する幻を記し,幻のその部分を次のように述べて締めくくりました。「それで龍は女に向かって憤り,彼女の胤のうちの残っている者たち[ロイポーン],すなわち,神のおきてを守り行ない,イエスについての証しの業を持つ者たちと戦うために出て行った」。「イエスについての証しの業」を持つこれら「残っている者たち」とは,イエス・キリストの兄弟たちのうちの地上にいる最後の者たち,つまり,悪魔が地に投げ落とされ,「今や,救いと力とわたしたちの神の王国とそのキリストの権威とが実現した!」という発表がなされた後に地上で生きている者たちのことです。龍である悪魔は,啓示 13章に描かれている『野獣たち』と「野獣の像」を用いて,キリストの霊的な兄弟たちの残りの者に対して戦いをしかけます。しかし,啓示 14章が明らかにしているように,残りの者は勝利を収めます。―「種,胤」を参照。
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