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内なる良心の声ものみの塔 1975 | 7月15日
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に役だつ事がらを追い求める(ローマ 14:19),政府当局に従う(ローマ 13:1。マタイ 22:21),神に専心の献身をする(マタイ 4:10),悪い交わりを避ける(コリント第一 15:33),他の人々をつまずかせない(フィリピ 1:9,10),といったものかもしれません。原則そのものもわたしたちの助けになりますが,神の原則と道に関する知識を増し加え,認識を深めることによって,わたしたちの良心の声は,一層信頼できるものになるでしょう。パウロは,わたしの良心は『証しをするもの』です,と言いました。(ローマ 9:1)わたしたちの良心もそうなるでしょう。神のことばによって訓練された良心の責めは,わたしたちが決定を下す際に,神の性質と属性を反映する助けとなるでしょう。
25 以上のような次第で,わたしたちにはみな,神から授けられた,わたしたちの導きとなる良心がある程度あります。しかし,神の属性や神の定められた原則に関する知識をわたしたちが増し加えるときに,わたしたちの良心は,わたしたちの歩みの,そして決定を下す際の一層貴重な導きとなるのです。
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あなたはクリスチャンの鋭敏な良心によって導かれていますかものみの塔 1975 | 7月15日
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あなたはクリスチャンの鋭敏な良心によって導かれていますか
1 聖書の真理はどんな点で人びとに影響を及ぼしてきましたか。
クリスチャンになった多くの人びとは何と大きな変化を遂げてきたのでしょう。クリスチャンになった,古代コリントの人たちはかつては淫行をする人,偶像崇拝者,同性愛者,盗む者や大酒飲みでした。ところが,神のみ言葉の真理について聞き,それを当てはめた彼らは,変化し,「洗われて清くなった」のです。(コリント第一 6:9-11)あなたも,同様の変化を遂げた人たちのことをご存じですか。恐らく,神の助けを得て,あなたご自身もそうしてこられたことでしょう。
2 神のみ言葉は人の良心にどんな影響を及ぼしますか。それはどうして有益なことですか。
2 人がキリスト教の音信に触れて,テトス 1章15節で,「汚れた不信仰な[人たち]にとって清いものは何一つありません。彼らは思いも良心も汚れてい(ま)す」と述べられているような状態から離れるのは何と立派なことでしょう。しかし,神の律法や原則について学ぶ人は,単に道徳上のはなはだしい悪行を避けるにとどまらず,より鋭敏な良心を培います。神の意志や性質に関する知識や認識を増し加えてきたあなたご自身の良心も,一層敏感になりませんでしたか。それは大変好ましい事です。クリスチャンの正しく働く鋭敏な良心を持ってそれに答え応ずるなら,あなたは神の恵みを得るよう助けられますし,しばしば汚れた良心の持ち主にふりかかる苦痛を免れて,より平安な生活をするよう助けられます。また,真のキリスト教を例証する生活をするよう助けられます。―ペテロ第一 3:21と比べてください。
良心 ― それはどれほど鋭敏か
3 良心に関してクリスチャンは何を避けたいと思いますか。
3 クリスチャンとして,わたしたちは確かに,「汚れた」,あるいは「麻ひした」良心を持ちたいとは思いません。そのような良心は,神の像を反映するようわたしたちを助ける点では少しも価値
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