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神権宣教学校の教育から益を得る
校 62ページ–65ページ 4節

会話の技術を向上させる

あなたは大抵いつも,他の人と気楽に会話をすることができますか。人と会話をすることについて考えただけで,特に面識のない相手であればなおのこと,不安を覚える人も少なくありません。そのような人は内気なのかもしれません。『何を話したらいいのか。どのように会話を始められるだろうか。どのようにして話を続けることができるだろうか』と考えるのでしょう。一方,自信のある外向的な人は,会話を支配する傾向があるかもしれません。そのような人の課題は,他の人に話させて,自分は耳を傾けることでしょう。ですから,内気であっても外向的であっても,わたしたちは皆,会話の技術を磨いてゆく必要があります。

家庭で始める

会話の技術を向上させることを,家庭で始めてはどうでしょうか。人を築き上げる会話は,家族の幸福に大いに寄与します。

そのような会話の主要なかぎは,互いに対する深い気遣いです。(申 6:6,7。箴 4:1-4)気遣う気持ちがあれば,意思を通わせ,他の人が何か言おうとするときには耳を傾けます。もう一つの重要な要素は,話す価値のあるものを持っていることです。いつも個人的に聖書を読んで研究する予定を守っていれば,分かち合うものに事欠きません。「日ごとに聖書を調べる」という小冊子を思慮深く用いるなら,話は弾みます。日中,野外奉仕で楽しい経験をするかもしれません。何かを読んで,見聞が広まり,面白いと思うこともあります。そうした事柄を,いつも家族の和やかな会話の中で話すとよいでしょう。そうすれば,家族以外の人と会話することも容易になります。

面識のない人と会話する

多くの人は,知らない人と会話を始めることにためらいを感じます。それでも,エホバの証人は,神と隣人を愛するゆえに,聖書の真理を人々に伝えるためどのように会話すればよいかを真剣に学ぼうとします。この面で向上を図るのに何が役立つでしょうか。

フィリピ 2章4節で述べられている原則は,非常に有益です。「自分の益を図って自分の事だけに」目を留めず,「人の益を図って他の人の事にも」目を留めるよう勧めています。その原則について,こう考えてください。以前に一度も会ったことがない人から見れば,あなたは全くの他人です。どうすればその人の緊張をほぐすことができるでしょうか。温かくほほえみかけ,親しみをこめてあいさつすることが役立ちます。しかし,ほかにも考慮すべきことがあります。

あなたはその人の考えを遮ってしまったかもしれません。その人の考えている事柄に関心を払わず,専ら自分の考えている事柄に関する話に引き入れようとするなら,その人は好意的に応じるでしょうか。イエスは,サマリアの井戸の所で一人の女性と出会った時,どうされたでしょうか。その女性は,水をくむことを考えていました。イエスはそれを踏まえて自分のほうから話しかけ,すぐに活気ある霊的な会話にされました。―ヨハ 4:7-26。

注意深く観察すれば,あなたも,人が考えていそうな事柄を識別できます。その人は幸福そうですか,悲しそうですか。お年寄りで,もしかしたら体が弱っていますか。その家庭に子どものいることをうかがわせるものがありますか。その人は物質的に余裕のある生活をしているようですか,それとも生活必需品を得るために苦労しているようですか。家の飾りや人の装身具に宗教的な影響が見られますか。そのような点を考慮に入れてあいさつすれば,共通の関心を持つ人とみなされるかもしれません。

家の人が顔を見せず,鍵のかかったドア越しに声が聞こえるだけという場合,あなたはどう判断しますか。その人は不安を感じながら生活しているのかもしれません。あなたはその点を一つの情報として,ドア越しに会話を始めることができるでしょうか。

場所によっては,あなたのほうから自分自身について,つまり自分の身元や,なぜこの戸口に訪ねて来たのか,なぜ神を信じているのか,なぜ聖書の勉強を始めたのか,聖書が自分にどう役立っているかなどについて話すことにより,家の人を会話に誘うことができます。(使徒 26:4-23)もちろん,そうするには思慮分別を働かせ,はっきりした目標を念頭に置かなければなりません。そのようにすれば,家の人も自分のことや,自分の物の見方について話す気持ちになるかもしれません。

ある文化圏には,見知らぬ人をもてなす習慣があります。中に入って座るようすぐに勧められるかもしれません。腰を下ろしてから,家族の健康などについて礼儀正しく尋ね,その返事に誠実に耳を傾けるなら,家の人もあなたの話に注意を払うことでしょう。人々が訪問客に強い関心を示すため,最初のあいさつがかなり長くなる場合もあります。その過程で人々は,あなたとの共通点に気づくかもしれません。それがきっかけとなって,実りある霊的な話し合いができることもあります。

あなたの住む地域に,別の言語を話す人々が大勢いる場合はどうでしょうか。どうすればそれらの人々に近づけるでしょうか。幾つかの言語の簡単なあいさつだけでも学ぶなら,その人々は,あなたが関心を払っていることに気づくでしょう。それによって,さらに意思を通わせる道が開けるかもしれません。

会話を続ける

会話を続けるために,他の人の考えに関心を持ちましょう。相手にその気があれば,自分の考えを述べるよう勧めてください。よく選んだ質問をするとよいでしょう。見解を知る質問が最善です。それは普通,はいとか,いいえといった答え以上のものを引き出すからです。たとえば,近隣の関心事となっている問題に言及したあと,「どうしてこのような状況になったと思われますか」とか,「どんな解決策があると思いますか」と尋ねることができるでしょう。

質問したあとは,返答に注意深く耳を傾けましょう。相づちを打ったり,うなずいたり,身ぶりをしたりして,純粋の関心を示してください。話を遮らないことです。相手の言っていることを,広い見方で考えましょう。「聞くことに速く,語ることに遅く」あってください。(ヤコ 1:19)返答する時には,語られる言葉に本当に耳を傾けていることを示しましょう。

しかし,すべての人が質問に答えてくれるわけではないことも認めてください。反応として,まゆを上げるとか,ほほえむだけの人もいれば,はいとか,いいえとしか言わない人もいるかもしれません。くじけずに,辛抱しましょう。強いて会話しようとする必要はありません。相手の人が進んで耳を傾けるのであれば,その機会を生かして,築き上げる聖書的な考えを伝えましょう。そうするうちに,友とみなしてくれるかもしれません。そうなれば,その人も自分の考えをもっと気軽に話すでしょう。

人と語り合うときには,後のことも考慮に入れてください。たくさんの質問を受けたなら,その幾つかに答え,一つか二つは次回の話し合いに残しておきましょう。調べてきますと述べ,後でその結果を伝えてください。相手の人が質問しない場合は,会話の結びに,関心を呼びそうな質問をするとよいでしょう。今度お伺いする時その点についてお話しします,と伝えてください。話題にできる事柄は,「聖書から論じる」の本,「神はわたしたちに何を求めていますか」のブロシュアー,および「ものみの塔」誌や「目ざめよ!」誌の最近号の中に数多く見いだせます。

仲間の信者と一緒にいるとき

エホバの証人のだれかと初めて会ったとき,あなたは自分のほうから近づきになるようにしますか。それとも,黙って立っているだけですか。兄弟たちへの愛を抱いていれば,知り合いになりたいと思うはずです。(ヨハ 13:35)どのように会話を始めたらよいでしょうか。まず自分の名前を述べ,相手の名前も尋ねるとよいでしょう。どのようにして真理を学んだかを尋ねると,多くの場合,興味深い会話になり,互いをよく知ることができます。たとえ話すことがうまく出てこないように思えても,その努力は相手への気遣いを示すものであり,それが重要なのです。

会衆内の人と意味深い会話をするのに何が役立つでしょうか。その人と家族に純粋な関心を示すことです。集会が終わったばかりでしょうか。役立つと感じた事柄を取り上げて話してください。それはどちらの側にも有益です。「ものみの塔」誌や「目ざめよ!」誌の最近号の興味深かった点を述べてもよいでしょう。とはいえ,知識を誇示したり,試したりするのではありません。特に良いと思った事柄を伝えてください。神権宣教学校の割り当てを受けている人とその割り当てについて話し合い,どう扱えるかについて意見を交換できるかもしれません。野外宣教の経験を分かち合うのもよいでしょう。

もちろん,人々に関心を抱いていると,人について,つまり人の言ったことや行なったことについての会話が多くなります。ユーモアも交じることでしょう。わたしたちの言うことは人を築き上げるでしょうか。神の言葉の助言を心に留め,敬虔な愛を動機としているなら,話す事柄は必ずや人を築き上げるものとなるでしょう。―箴 16:27,28。エフェ 4:25,29; 5:3,4。ヤコ 1:26。

わたしたちは野外宣教に携わる前に,そのための準備をします。友人たちと会話するときにも,ちょっとした興味深い話題を準備してはどうでしょうか。興味深い事柄を読んだり聞いたりしたら,他の人に伝えたいと思う点をメモしておきます。やがては,選べる話題が豊富になります。そうすれば,日常生活の決まりきった事にとどまらず,幅広い話題について話せるようになります。とりわけ,神の言葉がいかに貴重なものであるかということが,あなたの話す事柄に示されますように。―詩 139:17。

会話を始めるのに役立つ事柄

  • 地元の慣習に従う

  • 誠実な褒め言葉を述べる

  • 共通の関心事を話題にする

  • 見解を知る質問をする

有用な特質

  • 快活な態度

  • 温かさと誠実さ

  • ふさわしい個人的な関心

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