長老たちに一言
1 9月には各会衆で重大な変化が生じています。長老のみなさんはこの変化にあずかる特権を得ています。言うまでもなく,新しい「組織」の本の4章,「神の羊の群れの牧者たち」にしるされている指示を,みなさんはできるかぎり実践するよう一生懸命努めておられることでしょう。
2 長老にゆだねられている特別な責任の一つは教えることであり,この責任は多くの場合会衆の集会で果たすことができます。自分の会衆の集会を改善するために何ができますか。長老たちは一緒に公開集会を計画し,数か月先までの講演の主題を決め,そして講演をする責任を持っています。また,宣教学校でどの講話をするか,奉仕会ではどんな事柄に特別の注意を払うべきかも決めます。長老たちのみなさん,「エホバの食卓」に備えられる「食物」から十分の益が得られるよう会衆のすべての人を助けることは彼らの霊的な成長と健康にとってかぎともなる肝要な事柄です。そのことを決して忘れてはなりません。そのためには「羊の群れ」のひとりびとりに注意を払う必要があります。つまり,注意を要する問題がなんであれ,時間を作って討議し,そうした問題をどの長老が世話するかを決めねばなりません。
3 地域大会で話されたとおり,すべての会衆は,良いたよりを宣べ伝えるわざと弟子を作るわざを精力的に進めるべきです。この点で,野外の監督と聖書研究の監督は特別の責任を負っていますが,すべての長老はこのわざに深い関心を持っています。それについていっしょに討議し,具体的な計画を立て,会衆が自分たちのすばらしい特権,つまり,宇宙の主権を持たれる支配者を公にあかしするという特権を十分に認識するよう援助してください。
4 これから新しい主宰監督が協会に報告を郵送します。翌月の6日までに必ず発送してください。1972年9月1日付の「報告に関する知らせ」に載せられている説明を注意深く検討し,会衆内で報告が正しく扱われるように確かめてください。
5 任命された会衆の頭,イエス・キリストの指示の下に奉仕しながら,神のみ名に対する敬意を鼓舞し,「神の羊の群れ」に愛ある世話をするわざにキリストとともに携わることは,ほんとうに大きな特権です。みなさんがこのわざに惜しみなく自分をささげるとき,エホバが豊かに祝福してくださいますように。ペテロ前 5:1,2。テサロニケ前 2:8。