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    ものみの塔 1972 | 3月1日
    • 創造物に明らかに見られる設計

      生物学者W・J・ティンクルと園芸家W・E・ランマーツの,創造物に明らかに見られる設計に関して述べた見解が,「現代科学とクリスチャンの信仰」と題する本に一部次のようにしるされている。

      「熟練者が動植物の細胞の配列を見ると,神のお書きになった説明を読むことができる。……葉の表皮を除去して強力なレンズで調べてみると,拡大された葉の細胞組織の中に,その微細な細胞の配列がよく見える。その層は,いずれも同じような大きさと形をしてきちんとくっつき合った細胞で構成されており,各細胞の中には核と呼ばれる,もっと小さな球体がある。根の先端を薄く切り複雑な電子顕微鏡を使ってさらに拡大して見ると,核は棒状の染色体を含め,一定の形をした組織体で成っていることが観察される。自然界の物質は拡大すればするほど,秩序正しさをますます明らかに示してゆく。

      「こうした緻密な構造は,人間の作り出したものには見られない特性である。鋭いカミソリの刃の先端も,拡大して見ると,まるでいらだった人間が目をとじて歯をけずり取ったりしたかのようなギザギザした非常にふぞろいなノコギリのように見える。きれいな印刷物を調べてみると,縦横に走る紙の繊維の上に大小さまざまのインクのしずくが見える。しかし,カミソリの刃やきれいな印刷物を見て,それらを作り出した人間による知的計画をあえて否定する者がいるであろうか。

      「自然界に見られるこうした秩序と設計は,偉大な設計者なしには存在しえない」。

  • 読者からの質問
    ものみの塔 1972 | 3月1日
    • 読者からの質問

      ● ヨハネ伝 21章18,19節は,使徒ペテロについて,「なんぢ若かりし時は自ら帯して欲する処を歩めり,されど老いては手を伸べて他の人に帯せられ,汝の欲せぬ処に連れゆかれん是ペテロが如何なる死にて神の栄光を顕すかを[イエスが]示して言ひ給ひしなり」と述べています。このことばは,はりつけ,もしくはくし刺しの刑による死を明示しているのでしょうか。―アメリカの一読者より

      古代の宗教史家ユーセビウスが伝えるところによると,ペテロは,「彼自ら望んだとおりの仕方で,つまりさかさまにはりつけにされ」ました。しかしながら,ペテロの死にかんするイエスの預言は,そこまで詳細を示してはいません。「カトリック聖書注釈書」は次のことを認めています。「手を伸べることが,帯せられることと連れゆかれることの前に述べられているので,それをどう考えるべきか判断に苦しむ。もしその順序が預言の一部であるならば,われわれは彼が囚人として帯せられ,処刑される前に絞首台に縛りつけられたと考えねばならない」。

      それで,ユウセビウスの記録した事柄が言い伝えでもないかぎり,イエスのことば自体は,はりつけもしくはくし刺しの刑による死を指し示すものではありません。言い伝えはさて置き,ヨハネ伝 21章18,19節のことばから考えると,次のような結論に到達します。ペテロは,若い時には,なんでも自分の望む仕事を行なうために,意のままに自ら帯することができました。行きたい所があればどこへでも自由に行けました。しかし晩年にはその状態は変化します。たぶんだれか他の者に従って,手を伸ばさねばならなくなります。他の者がペテロを支配し,ペテロに帯して(彼を縛るか,またはきたるべき事態のために身じたくをさせる),彼の望まぬ所 ― 明らかに刑場 ― に連れて行くことになるでしょう。このように,ペテロにかんするイエスの預言は,同使徒が殉教することを確かに示すものでした。しかし必ずしもその死に方を暗示していたとは言えません。

      ● クリスチャンが自分の結婚記念日を祝うのはまちがいですか。―ベネズエラの一読者より

      夫婦が,結婚した日を慎み深い仕方で記念するのは,別に聖書にもとる行為ではありません。しかし,必要なことでもありません。

      基本的に言って,記念日とは,過去のあるできごとの起こった日が毎年もどってくる当日のことです。あらゆる種類の記念日があります。異教徒は特別のできごとの記念日を守ってきました。とはいえ神のしもべたちも守ってきました。(出エジプト 12:14,24-27。ヨハネ 10:22,23。コリント前 11:23-26)もちろん,聖書に記されているそうした記念日や記念式は,真の崇拝と直接関係がありました。それでも,わたしたちはこのことから,記念日はすべて不都合なものとして排除できるものでないということがわかります。問題は,何をどのように記念するかにかかっています。

      いうまでもなくクリスチャンは非聖書的な,あるいは偽りの宗教的慣行と関係のある祝いは避けます。(ヨハネ 4:24)しかし,今日の結婚記念

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