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  • 『すべての国の人々を弟子とする』
    ものみの塔 1970 | 10月1日
    • の3週間前からその区域で奉仕を始めたので,開拓奉仕の最初の月に三つの研究を司会することができました。そのうちの一つは自分のいとことの研究です。兄弟は研究が始まるとすぐ,学んだ事柄を他の人に説明することの大切さを教えていたため,12月までに,13名が彼とともに,『神のことばを歌う』ようになりました。1月には,それらの人は自分たちの御国会館の建設を始め,今では,すべての集会が御国会館で定期的に開かれています。開拓奉仕を始めて11か月後,御国の奉仕をする伝道者は24名になり,そのうち19名は兄弟の親族でした。それら親族のうち,14人が大会で一度にバプテスマを受けるのを見た時,この兄弟のくちびるは『賛美』のことばでまさにあふれたことでしょう。

      仏領ギアナ

      人口: 40,000人

      伝道者最高数: 115人

      比率: 348人に1人

      「なんぢの途をエホバにゆだねよ 彼によりたのまば之をなしとげ(ん)」という,詩篇 37篇5節のことばは,クリスチャンが,死の重大な危機を前にして,なおかつ,忠実を保ち,忠誠を貫く時,特に真実となります。胎内で死亡し,二日を経た子どもを産んだ,仏領ギアナに住むひとりの姉妹の経験があります。死産が原因で,姉妹にはいろいろな病気が併発し,姉妹のからだは病気に冒され,健康は急激に衰えました。医師たちは,輸血を施すために,姉妹の血液型を知ろうとしましたが,彼女は,危篤状態にあったにもかかわらず,血液型を知らせようとはしませんでした。医師たちは彼女にこう言いました。「あなたは看護婦なのだから,自分の病状がどんなものかぐらい,わかっているはずです。輸血を受けなければ死ぬんですよ」。姉妹はそれに答え,「もしそれ以外に道がないのでしたら,どうか,お願いですから,安らかに死なせて下さい」と言いました。

      こうした勧めが効果のないことを知った医師たちは,別の方法で姉妹を説き伏せようとし,次のように説得しました。「3人の幼いお子さんのことを考えてごらんなさい。あの子たちはあなたの世話を必要としているんですよ。母親がいなくなってもいいんです」か。このような説得を受け,また子どもたちのことが心配だったにもかかわらず,姉妹は忠誠を曲げませんでした。すると,医師たちは,彼女の仕事仲間で親友の看護婦を使って,彼女の決心を変えさせようとしました。ところが,その親友は,姉妹の決心を思いとどまらせるどころか,姉妹の誠実さと信仰に深く心臓を動かされ,説得に失敗しました。姉妹を助けるため全力を尽くしたいという,誠実な願を持っていた医師たちは,彼女が輸血を強固に拒んだにもかかわらず,他の手段を用いて,姉妹に親切な治療を施し続けました。しかし,彼女の容体が非常に悪化したため,ついに医師たちは,「これ以上手の施しようがありません。あの人はあすまでもたないでしょう」と言いました。彼らの予測に反し,その夜,姉妹のからだは持ちこたえ,わずかながら回復のきざしさえ認められました。後に彼女はこう語りました。「わたしはからだのひどい痛みに耐え,また,たいへん厳しい試練に直面していましたが,昼も夜もエホバに祈りました。すると心臓の中に大きな力が沸き上がってくるのが感じられたのです」。容体は,日に日に,目に見えて良くなり,姉妹は九日目に退院し,巡回大会に出席することさえできました。3か月後,姉妹は,仏領ギアナからの24人の代表とともにニューヨークにおける,「地に平和」大会に出席する特権を得ました。そうです,その大会に,夫と3人の子どもたちとともに参加したのです。どのような状況下でも,神の律法に忠実を示し,忠誠を保つなら,豊かな報いを受けます。

  • 愛ある関心を示す
    ものみの塔 1970 | 10月1日
    • 愛ある関心を示す

      ◆ 次の経験が示すように,真理に反対する人には,親切なことばより親切な行ないが,より大きな影響をもたらします。パラグァイに住むひとりの特別開拓者は,ある男の人を4年間訪問しつづけました。しかし,妻や母,それに親類の他の者からの反対のために,真理に対して立場を定めることができませんでした。ところが,この人は突然病気になって,しばらく入院することになりました。入院中,この世の友人と称する人はだれひとりとして,彼を見舞いませんでした。しかし,霊的な兄弟であるエホバの証人は定期的にその人を訪問し,慰めのことばをかけたり,援助の手を差し伸べました。自分たちの友人が関心を示してくれないのに反し,エホバの証人が親切で愛ある関心を示すことに深く感銘した彼の妻は,家庭における聖書研究に同意しました。その後彼女はすぐ,神のクリスチャンに対するエホバのご要求に認識をいだきはじめ,宗教的な意味での「お家掃除」をし,大いなるバビロンに関係した全部の像や品物をこわしました。この家族の夫,妻またむすこがバプテスマを受けた日は,当人たちばかりでなく,彼らの交わっている会衆の他の10人の伝道者たちにとっても,ほんとうに喜びの時となりました。

      ― エホバの証人の1970年度年鑑から

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