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  • 神は人工授精を容認されますか
    目ざめよ! 1974 | 11月8日
    • は,それを完全に避けたでしょう。というのは神が次のように命じておられたからです。『なんじの隣の妻と交合して彼によりて己が身を汚すなかれ』。違反に対する罰は死でした。(レビ 18:20,29)既婚の婦人が,夫以外の供給者の精液を用いる人工授精を受けるなら,その婦人は姦淫を犯し,神に対して罪を犯したことになります。(申命 5:18)姦淫をする者が神の王国を受け継がないこと,そして「神は淫行の者や姦淫を行なう者」に対して不利な裁きを行なわれると警告されていることを,クリスチャンは知っています。―コリント第一 6:9,10。ヘブライ 13:4。

      匿名の供給者授精は神に容認されないのですから,もしクリスチャンの夫婦がそれを行なうなら,現代のエホバの民の会衆から排斥される立場に立つことになります。(レビ 20:10とくらべてください)結局,賛成した夫は自分の妻を事実上他の男に与えたのであり,妻は,結婚して神により結ばれたのでない男によって子どもの母親となるために,自分をその人に与えたのです。(マタイ 19:4-6)直接の肉体の接触がなかったから,そして賛成した夫が子どもを養子にするからといって,姦淫の行ないを無視するわけにはいきません。―コリント第一 5:1-13。

      子どもの生まれないクリスチャンの夫婦のなかには,夫の精液を人工的に妻に注入するなら問題は解決するかもしれないと言われた人たちがいます。もし夫と妻の意見がそれを行なうことに完全に一致するなら,それは個人的な問題です。神のことばはそれについては何も述べておらず,生まれてくる子どもはふたりの実子であって姦淫の子ではないからです。しかしふたりは,精液をとる適正な方法についての個人的な問題をすべて解決しなければならないでしょう。同様に,もしこの方法を用いた結果として,医学上の,あるいは心理的なむずかしい問題が生じたとしても,みな自分で責任を取らねばなりません。

      クリスチャンの夫婦が子どもを養子にするかどうかも,彼らが決めなければならない問題です。自分の子どもが持てないことにふたりがひどく失望していることは事実でしょう。しかし,たとえ子どもがいなくても,聖霊を求め,平和や喜びなどの特質を培うための助けをエホバに求める熱心な祈りは,必ず聞きとどけられるでしょう。―ルカ 11:13。ガラテア 5:22,23。

      子どもがいなくても,神への奉仕に真の幸福を見いだした夫婦は少なくありません。古代のイスラエルにおいては大家族は普通で,うまずめはたいへん悲しい思いをしました。それでもエフタの娘は一生独身で,したがって子どもを持たずに通し,父親が神に立てた誓願を果たしました。このために彼女は絶えずゆううつな,みじめな気持ちをいだいていたでしょうか。そうではありません。なぜなら,エホバが,幕屋で奉仕する喜びを彼女にお与えになったからです。(士師 11:30-40)またこの「終わりの日」にあっては,子どもがないことは,神の王国の関心事を追求するためのより大きな自由を与える境遇であるとみる人も少なくありません。

      欲しいのに子どもをもうけることができないクリスチャンの夫は,イザヤ書 56章3節から7節のエホバの保証のことばから慰めを得ることができます。そのような状況のもとでは,クリスチャンの夫婦は両方とも,神に忠実であるかぎり,人生における最大の喜び,すなわち神の是認を得るという喜びを享受することは確実です。

  • 波の力
    目ざめよ! 1974 | 11月8日
    • 波の力

      ● 海の波には巨大な量のエネルギーがあります。スコットランドの海岸にセメントで固定されていた1,350トンの石を波がもぎ取って,運び去ってしまったので,その代わりに,2,600トンの桟橋が取り付けられました。しかし,数年後,その桟橋さえも波に運び去られてしまいました。

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