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    目ざめよ! 1975 | 8月22日
    • 世界展望

      伸びる身長

      ◆ 人々の身長は伸びている。アメリカ人の身長は平均173㌢強で,世界で最も背の高い国民の部類に入る。東アフリカのワツシ族やディンカ族はそれよりもさらに高い。アメリカ人の身長の平均は,わずか60年ほどの間に,3.8㌢も伸びた。しかし,ほんの10年間のうちに日本の中学生は平均して5㌢ないし6㌢も背が高くなった。

      聖書の知識に欠ける人々

      ◆ 米国(バージニア州)ロアノークのタイムズ紙は,マサチューセッツ州ニュートンの一教師が行なったテストについて最近論評した。その試験の答案の中には,ソドムとゴモラは恋人同士であるとか,イエスはモーセによってバプテスマを施されたとか,“新約”の福音書を書いたのはマタイ,マルコ,ルーテルそしてヨハネである,と言った答えがあった。その記事はこう述べている。「こうした結果は,日曜学校や教会そして家庭での教え方がいかにお粗末であるかを証明している」。

      麻薬の需要

      ◆ コカインは,主にラテン・アメリカで栽培されているコカの木の葉から抽出される。最近,コカインの需要は急激に増加した。1973年以来,コカの葉の価格は15倍も上昇し,一俵当たり4㌦(約1,200円)だったのが,60㌦(約1万8,000円)になった。

      人間より多いネズミ

      ◆ 国連食糧農業機関(FAO)は,世界には42億5,000万匹ものネズミがおり,年間4,000万㌧余の食糧を食い尽くしていると推定している。

  • ヨハネへの啓示の内容(続き)
    目ざめよ! 1975 | 8月22日
    • 『聖書全体は神の霊感を受けたものであり,有益です』

      ヨハネへの啓示の内容(続き)

      26 (イ)胸の躍るどんな幻が続いていますか。そこに描かれる事物を受け継ぐのはどんな人々ですか。(ロ)天のエルサレムについてどんな描写が与えられていますか。

      26 新しいエルサレムの栄光(啓示 21:1–22:7)胸の躍るような,「新しい天と新しい地」の幻が次に続きます。新しいエルサレムが天から下り,神は人類の間にご自身の天幕を張り,人の目からすべての涙をぬぐい去ります。もはや,死,嘆き,叫び,苦痛はありません。そうです,神は「すべてのものを新しく」するのです。そして,「書きなさい。これらのことばは信頼できる真実なものだからである」と述べて,その約束を保証されます。征服する者たちはそれら新たにされるものを受け継ぎますが,憶病な者,信仰のない者,不道徳であったり,心霊術や偶像礼拝をならわしにしたりする者はそれを受け継ぎません。ついでヨハネは「子羊の妻」を示されます。それは天のエルサレムであり,その十二の門と十二の土台石には十二使徒の名が記されています。それは正方形であり,その荘厳な輝きは,そこにある碧玉と金と真珠によって表わされています。エホバと子羊がこの都市の神殿であり,またその光でもあります。子羊の命の巻き物に記された者だけがその中に入ることができます。―21:1,5,9。

      27 (イ)その都市の中には,命を支えるためのどんなものが見られますか。その光についてはどうですか。(ロ)どんな喜びあふれる保証のことばでこの幻は結ばれていますか。

      27 澄みとおった命の水の川がみ座から流れ出て,市の大通りにそって流れています。その両側には命の木があって,月ごとに新たな実を産出し,また人々をいやすための葉がついています。神と子羊の座がその市の中にあり,その奴隷たちは神の顔を見ます。「エホバ神(は)彼らに光を与え……彼らはかぎりなく永久に王として支配」します。「これらのことばは信頼できる真実なものである」という保証のことばが再度与えられています。この預言のことばを守り行なう人はみなほんとうに幸いです。―22:5,6。

      28 (イ)み使い,そしてイエス自身はこの預言についてヨハネになんと告げますか。(ロ)「ヨハネへの啓示」はどんな緊急な招きと警告のことばで終わっていますか。

      28 結び(22:8-21)これらのことを見聞きしたヨハネは,み使いの前にひれ伏して崇拝しようとしますが,み使いは,ただ神のみを崇拝すべきことを思い出させます。預言のことばを封じてはなりません。「定められた時が近いから」です。この都市に入る人たちは幸いです。その外にいるのは,不潔な者,また「すべて偽りを好みそれを行ないつづける者」だからです。イエスは,自分自らみ使いを通してこの証しを諸会衆に送ったこと,また,自分が「ダビデの根また子孫であり,輝く明けの星である」ことを述べます。「そして,霊と花嫁は,『来なさい!』と言いつづける。そして,だれでも聞く者は,『来なさい!』と言いなさい。そして,だれでも渇いている者は来なさい。だれでも望む者は命の水を価なくして受けなさい」。また,だれもこの預言のことばに付け加えたり,何かを取り去ったりしてはなりません。その分が「命の木から,また聖なる都市の中から」取り去られることのないためです。―22:10,15-17,19。

      なぜ有益か

      29 聖書の最初の部分で始められた記録を「啓示」がしめくくっていることを,どんな例から理解できますか。

      29 「ヨハネへの啓示」は,66冊の霊感の書からなる聖書にあってなんと輝かしい終楽章をなしているのでしょう。何も省略されてはいません。あいまいな終わり方は全く見られません。今わたしたちは,物事の始まりと終わりをともにはっきり見ることができます。聖書の最後の部分が,最初の部分で始めた記録をしめくくっているのです。創世記 1章1節は神が物質的な天と地を創造したことを述べていますが,啓示 21章1-4節は,新しい天と新しい地が,イザヤ 65章17,18節,66章22節,ペテロ第二 3章13節にも預言されたとおり,言い尽くしえぬ祝福を人類にいかにもたらすかを示しています。最初の人間は,不従順であれば必ず死ぬと告げられましたが,神はまた,従順な者たちには『もはや死がない』ことをはっきり保証しておられます。(創世 2:17。啓示 21:4)人類を欺く者としてへびが最初に現われた時,神はその頭を砕くことを予告されましたが,「ヨハネへの啓示」は,「悪魔またサタンである初めからのへび」がいかに最終的に滅びに投ぜられるかを明らかにしています。(創世 3:1-5,15。啓示 20:2,10)不従順な人間はエデンにあった命の木から追いやられたのに対し,象徴的な命の木が従順な人類の「諸国民をいやすため」に現われています。(創世 3:22-24。啓示 22:2)川がエデンから流れ出て園をうるおしていましたが,象徴的な川,命を得させ,命を支える水の川が神のみ座から流れ出るさまが描かれています。これはエゼキエルが見た以前の幻と対比できるものであり,また「永遠の命を与えるために沸き上がる水の泉」に関するイエスのことばを思い出させます。(創世 2:10。啓示 22:1,2。エゼキエル 47:1-12。ヨハネ 4:13,14)最初の男と女は神のみ前から追いやられましたが,それと対照をなすものとして,忠実な征服者たちは神の顔を見ます。(創世 3:24。啓示 22:4)これら,胸の躍るような「啓示」の幻について考えることはほんとうに有益です。

      30 (イ)「啓示」はバビロンに関する預言をどのように結び合わせていますか。(ロ)ダニエル書と「啓示」には,王国や獣の幻に関してどんな対応性が見られますか。

      30 また,「啓示」が邪悪なバビロンに関する預言をどのように結び合わせているかにも注目してください。イザヤは,文字どおりのバビロンの倒壊を,それが起きるずっと以前に予見し,「バビロンは倒れたり 倒れたり」と言明していました。(イザヤ 21:9)エレミヤ(51:6-12)もバビロンについて預言しました。一方,「啓示」は,「大いなるバビロン,娼婦たちと地の嫌悪すべきものとの母」について象徴的なことばで述べています。彼女も覆されなければなりません。そしてヨハネはそのさまを幻の中で見,「彼女は倒れた! 大いなるバビロンは倒れた」と言明しています。(啓示 17:5; 18:2)神によって立てられ,他のすべての王国を打ち砕いたのち「いつまでも定めなく」続く王国に関するダニエルの幻を思い出されますか。これが,「啓示」にある,次の天での布告とどのように結び付くかに注目してください。「世の王国はわたしたちの主とそのキリストの王国となった。彼はかぎりなく永久に王として支配する」。(ダニエル 2:44。啓示 11:15)また,ダニエルの幻は,『人の子のような者が天の雲とともに来て,永続的な支配権と尊厳と王国とを受ける』さまを描いていましたが,「啓示」も,イエス・キリストが「地の王たちの支配者」であり,「雲とともに来」て,「すべての目(が)彼を見る」ことを明らかにしています。(ダニエル 7:13,14。啓示 1:5,7)また,ダニエルの幻の中の獣と,「啓示」に描かれる獣との間にもある種の対応性が見られます。(ダニエル 7:1-8。啓示 13:1-3; 17:12)確かに,「ヨハネへの啓示」は,信仰を強める研究のための多くの題材を提供しています。

      31 (イ)「啓示」は,王国によってエホバのみ名が神聖なものにされることをどのようにあますところなく示していますか。(ロ)神聖さに関してどんなことが強調されていますか。これはどんな人々に影響を与えますか。

      31 「ヨハネへの啓示」は神の王国に関して驚嘆すべき多様な幻を提出しているではありませんか。この書は,昔の預言者およびイエスやその弟子たちが神の王国について述べた事がらにはっきり焦点を合わせています。この書によって,わたしたちは,エホバのみ名が王国を通してどのように神聖にされるかをことごとく見ることができます。「聖なるかな,聖なるかな,聖なるかな,全能者なる神エホバ」,このエホバ神こそ,「栄光と誉れと力を受けるにふさわしいかた」です。「自分の偉大な力を執り」,キリストを通して「王として支配を始め(る)」のはこのかたです。王となるそのみ子は「王の王また主の主」であり,諸国民を打ち,「全能者なる神の憤りの怒りの酒ぶね(を)踏む」ことにおいてきわめて熱心であることが示されています。エホバのみ名の聖化という聖書の壮大な主題がその最高潮に向かって盛り上がるにつれ,エホバの王国の目的に関係するすべての者またすべての事がらは神聖でなければならない,という点が強調されています。子羊イエス・キリストは「ダビデの鍵を持つ者」であり,神聖な者であると述べられています。天のみ使いたちについても同じです。第一の復活にあずかる者たちは「幸いな者,聖なる者」と呼ばれ,「神聖でない者,また嫌悪すべきこと……を行ないつづける者」は決して「聖なる都市エルサレム」に入れないことが強調されています。子羊の血をもって買い取られて「わたしたちの神に対して王国また祭司」とされる人々は,エホバのみ前で自分の聖化を保たねばならないという強い奨励を持つことになります。「大群衆」もまた「自分の長い衣を子羊の血で洗って白くし」,こうして神聖な奉仕をささげなければなりません。―啓示 4:8,11; 11:17; 19:15,16; 3:7; 14:10; 20:6; 21:27,2,10; 22:19; 5:9,10; 7:9,14,15。

      32 王国の特色のうち,ただ「ヨハネへの啓示」の中でだけ示されているものにどんな点がありますか。

      32 「啓示」の中でのみ取り上げられている幾つかの特色に注目するにつれ,この壮大で神聖な天の王国に関する幻はわたしたちの思いの中でいっそう明確な形を成してきます。「啓示」の中ではじめて,わたしたちは,王国の相続者がすべてそろって子羊とともにシオンの山に立ち,彼らだけが学びうる新しい歌を歌うさまを見ます。それら地から買い取られて王国に入る人の数が14万4,000人であることを示しているのは「啓示」だけです。その人々は象徴的なイスラエルの十二部族の中から取られて証印を押されます。キリストとともに第一の復活にあずかるこれら『王かつ祭司』がキリストとともに「千年のあいだ」支配することを示しているのも「啓示」だけです。「聖なる都市,新しいエルサレム」の完成したさまを示し,エホバと子羊を神殿とするその輝く栄光の様子を示しているのは「啓示」だけです。その都市の十二の門と十二の土台石,また,エホバが与えるとこしえの光によってそこで永久に治める王たちのことも述べられています。―啓示 14:1,3; 7:4-8; 20:6; 21:2,10-14,22; 22:5。

      33 (イ)「聖なる都市」に関する幻は,王国の胤について予告されたすべての事がらをどのようにまとめ上げていますか。(ロ)王国は地上の人類にどんな祝福を保証していますか。

      33 真実の点として,「聖なる都市」に関するこの幻は,聖書が王国の胤に関して昔から予告してきたすべての事がらをまとめ上げるものです。アブラハムは,『地のすべての家族が必ず祝福を得る』ための胤の到来を待ち望み,また,神がその「建設者また作り主」である,「真の土台を持つ都市」を待望しました。今,「啓示」の幻の中で,『天から,神のもとから下って来る新しいエルサレム』こそ,祝福をもたらすこの都市であることが明確に述べられています。これこそ,エホバの用いる器,「聖なる都市」,遠い昔から約束されていた王国であり,神はこれを通して再び人類とともに住まれます。また,それによって,人々は『神の民』となり,エデンにおける反逆以前に人間が楽しんだような,罪と死のない幸福な状態で生活します。そして,「啓示」は,強調のために,神が「彼らの目からすべての涙をぬぐい去られる」ことを二回述べています。―創世 12:3; 22:15-18。ヘブライ 11:10。啓示 21:2-4; 7:17。

      34 (イ)「啓示」は神の目的が成し遂げられるさまについてどのような驚嘆すべき全体的幻を与えていますか。(ロ)「聖書全体」は「神の霊感を受けたもので……有益」なものであることがどのように証明されましたか。なぜ今は神のことばを研究してそれに従うべき時ですか。

      34 そうです,霊感による聖書の結びとしていかにも壮大なものではありませんか。これら「必ず起きる事がら」はほんとうに驚嘆すべき事がらではありませんか。(啓示 1:1)神聖なものとして高められているのは,「預言者たちの霊感の表現の神」であるエホバのみ名です。(啓示 22:6)16世紀間にわたって書き記された預言は成就し,7,000年にわたる信仰の業に対してはふさわしい報いの与えられることが示されています。「初めからのへび」は死に,その軍勢は滅ぼされ,悪はもはや存在しなくなります。神の王国は,「新しい天」として,神の賛美のために支配を行ないます。聖書の巻頭の章の中で述べられたエホバの目的どおりに満たされ,従えられた地,義の行き渡る新しい地に伴う祝福は,輝かしくも,とこしえにわたって人類の前に置かれます。(創世 1:28)確かに,聖書の全体は,「神の霊感を受けたものであり,教え,戒め,物事を正し,義にそって訓育するのに有益」であることが証明されてきました。エホバは,十分な能力を備え,全く整えられた信仰の人々をこの驚嘆すべき時代にまで導くのにそれを用いてこられました。それゆえ,今こそこの聖書を研究して自分の信仰を強めるべき時です。その命令に従って神の祝福を受けてください。それに従って,永遠の命に至る道をまっすぐに進んでください。そうすることによって,あなたも,「アーメン! 来たりませ,主イエスよ」という,聖書巻末の書の結びのことばを,同じような確信をこめて言うことができるでしょう。―テモテ第二 3:16。啓示 22:20。

      35 どうすれば,わたしたちは今比類のない喜びを持てますか。なぜ?

      35 「わたしたちの主とそのキリスト(つまり,約束の胤)の王国」をたたえることによって,わたしたちは今比類のない喜びを持つことができます。この王国は,「全能者なるエホバ神」の特異なみ名を永遠にわたって神聖なものとするのです。―啓示 11:15,17。

      「あなたは,自分が学びまた確信した事がらに引き続きとどまっていなさい。あなたは,それをどのような人たちから学んだか,また,幼い時から聖なる書物に親しんできたことを知っているのです。その聖なる書物はあなたを賢くし,キリスト・イエスに関する信仰によって救いに至らせることができます。聖書全体は神の霊感を受けたものであり,教え,戒め,物事を正し,義にそって訓育するのに有益です。それは,神の人が十分な能力をそなえ,あらゆる良い業に対して全く整えられた者となるためです」― テモテ第二 3:14-17。

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