支部の手紙
王国伝道者のみなさん:
3月はわたしたちすべてにとって心の躍るような月になるはずです。どうしてですか。3月31日,月曜日の日没はニサン14日にあたり,イエス・キリストの死を記念する記念式が全世界で行なわれるからです。3月中,わたしたちすべては,この記念式に焦点を合わせ活動に励みましょう。毎年幾万人もの人々がこの特別な記念式の集いに出席すべく努力します。事実昨年も,日本で11万8,000人以上の人々がこの集いに出席しましたが,それは伝道者数を7万人近くも上回るものでした。今年も3月中,記念式の招待ビラを用いるなどして,できるだけ多くの方々をこの集いに招きましょう。
非常に大勢の方々が記念式に出席なさるので,これら関心を示す方々に特別な援助や配慮が示されることになりました。3月の奉仕会でそれらについて多くを学ぶので,長老たちとよく協力して,それらの人々に十分の霊的な助けが差し伸べられるようにいたしましょう。
12月の野外奉仕報告によると,日本の伝道者たちは歳末の忙しさやその精神に影響されることなく,王国を一心に追い求めて働きました。例えば伝道者数は昨年の平均を9パーセント上回る,5万2,371人でした。そして5,762人が補助開拓奉仕に参加したのはりっぱな努力でした。会衆の伝道者は12月に15時間の奉仕時間の平均に達しました。野外では105万冊の雑誌が配布されたことに加え,「家族」の本が初めて用いられ,21万7,000冊以上が配布されました。これらすべては野外で引き続き強い関心が示されていることを物語っていませんか。関心を示すすべての方々を再訪問し,定期的に神のみ言葉を学ぶよう励ましてゆくのはとても大切なことです。会衆内の援助の取決めを十分に活用し,経験ある方々が新しい方々に『奉仕の友』として援助や訓練を与えてゆくなら,関心を示す方々を導く業にすべての方が参加し,大きな喜びを味わうでしょう。みなさんの熱心な働きにエホバの祝福をお祈りします。
日本支部の兄弟たち