良いたよりを伝える ― 会話するための話題を用いて
1 地と人類に対する神の目的を知った時,あなたがどれ程幸いに思われたか覚えていますか。この幸福は,あなたが霊的必要を意識するように導き,それに従って行動するように動かしました。わたしたちが戸口で人々に話す時,わたしたちはその同じ幸福を実感するように彼らを助けることができます。これからの何か月かの間,何が幸福をもたらすかを人々が知るのを助けるためマタイ 5章3節と啓示 1章3節を用います。
2 7月にわたしたちは「今ある命がすべてですか」の本に「真の平和と安全」または「神の『とこしえの目的』」のどちらかを組み合わせて提供します。8月と9月は「わたしの聖書物語の本」を用います。どんな出版物を提供するとしても,マタイ 5章3節を用いて会話を始めることができます。自分を紹介してからこう言えるかもしれません。「人が幸福になるために何が必要だと思われますか。[家の人の反応を待ち,言われたことに認識を示す。] 昔の偉大な教え手が語られた言葉がここにありますが,それは今日でも真の幸福を求める人に確かな導きとなっています。ここに示されている幸福への鍵とも言えるものに注意してみてください。[マタイ 5:3を読む。] 自分の霊的な必要を自覚することはなぜわたしたちを幸福にするのでしょうか。なぜなら,それは人類に対する創造者の目的についてもっと学ぶようわたしたちを動かすからです。聖書の中に示されている原則や律法はわたしたちの永続する益のために書かれているのです」。
3 この時点で出版物を提供することもできますし,次のように続けることもできます。「啓示 1章3節にも人が幸福になるため欠かせないことが示されています。(後半に注目。)あなたが聖書を理解し,それが自分にどう当てはまるかを知っていただく助けとして,わたしはこの出版物を提供しています」。そして,特定な点に注意を引き,家の人がその出版物の価値を知るのを助け,出版物を提供できます。
4 区域がひんぱんに回られており,用いる聖句に多少変化を加えたいと思われるなら,詩篇 119篇2節を用いても同じ考えを伝えることができます。そして神のご意志を行なう者に約束されている地的な祝福を示すためイザヤ 25章8節,または33章24節などを参照することもできます。
5 自分の霊的な必要を自覚する者となるよう人々を助けたいという誠実な願いを込めて上記のような近づき方をなされば,救いのためエホバが設けられた備えに,人々を導くことができるでしょう。