質問箱
● 集会の出席者数に子供をどの程度含めることができますか。
この点に関する統治体の見解は,「王国奉仕」1979年7月号の「質問箱」の中で論じられています。そこでは,「座席を占めている人で,話される事柄から何らかの知識を吸収したり,益を受けたりする年齢に達している人はすべて数えるべきであるというのがわたしたちの全体的な考えです」と述べられており,明らかに何も理解できない「腕に抱かれた赤子」を数えることはしないとも書かれています。(ネヘミヤ 8:2。申命 31:12)
ある会衆では,普通はプログラムを聞いて何らかの益を得られる年齢の子供でも,居眠りをしている時には数に含められていないようです。しかし,上記の方針はそのようなことを求めるものではありません。もしそのような子供を数えないのであれば,居眠りをしている大人も数に含めないようにしなければならないでしょう。また,数える時点で居眠りをしている子供でも,その少し前までは起きていたに違いありません。
もちろん,親は子供たちが集会中眠りこけて益を得損なうことのないよう子供を助ける責任があります。集会の日は家で昼寝をさせておくとか,集会前にぎりぎりまで遊び回って疲れてしまうことのないよう注意してやることができるでしょう。また,集会の間,注意を集中できるよう助けや訓練を与える必要があります。(「王国宣教」1982年10月号,3ページ)しかし,上記のように出席者数を数えるなら,それは集会の支持状況を正しく表わすものとなるでしょう。