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  • わたしたちの王国宣教 1986
わたしたちの王国宣教 1986
宣 86/6 1–8ページ

平衡を保つ点で進歩しましょう

1 パウロは「聖書全体は神の霊感を受けたもので,教え,戒め,物事を正し,義にそって訓育するのに有益で」あると述べています。では聖書を教えられた人はどうなるべきですか。「神の人が十分な能力を備え,あらゆる良い業に対して全く整えられた者となる」べきです。―テモテ第二 3:16,17。

2 「あらゆる良い業」には何が含まれますか。それは真のクリスチャンがあずかる生活の全分野の活動です。「全く整えられた者」になるとはどういうことですか。参照資料付き聖書の脚注の字義訳は「適合するようにされた」と訳出しており,真のクリスチャンが,生活のすべての活動において,十分に装備された,平衡の取れた者でなければならないという意味です。

3 日本の大勢のエホバの証人が宣教に著しい熱意を表わしてきたことは称賛すべき努力であり,日本における奉仕者の数は飛躍的な増加をみました。多くの方々は生活や仕事を調整し,正規開拓奉仕に入り,他の方々は機会を捕らえて補助開拓奉仕に励んでいます。わたしたちは皆,これからも同じ熱意と勤勉さを保ち,エホバのみ名と目的を人々に宣べ伝え,人々を霊的に助けたいと望んでいます。―ヘブライ 6:11,12。コリント第一 15:58。

4 同時にわたしたちは「あらゆる良い業」に対して「全く整えられた者」または十分に装備された,平衡の取れた者であるべきことを忘れてはなりません。1世紀当時のユダヤ人に関し,「彼らが神に対する熱心さを抱いていることを証しするのです。しかし,それは正確な知識によるものではありません」とパウロが述べている通り,宣教に熱意を表わすのは「あらゆる良い業」の一つの面であり,立派な人格を築く点でも平衡の取れた熱意を表わしたいと思います。―ローマ 10:2。

5 努力できる一つの分野は個人として,また家族として行なう聖書研究があります。個人や家族として神の言葉を学ぶこと,これはいつの時代においてもエホバの崇拝者が行なう基本的な事柄でした。(ヨシュア 1:8; 24:15。詩編 119:9,105)今日でも,わたしたちすべてはそうすべきです。

6 個人や家族として,毎日その日の聖句を共に討議することによって何と大きな力が与えられることでしょう。きちんとした予定に従って聖書の一部を通読したり,エホバの証人の「年鑑」に載せられている励みある報告や経験を朗読することも含めることができるでしょう。集会がない一晩,家族みんなで集会の予習をするなどして,家族の皆が神の言葉の深い知識に十分に精通して,霊的な知識を豊かにすることは大切です。人々に神の言葉を伝え,教える者として,これは欠くことのできない事柄です。

7 宣べ伝える業とみ言葉を学ぶ事との間に平衡を保つことに加えて,学んだ事を自分自身によく適用し,立派なクリスチャン人格を築き上げる努力も怠るべきでありません。(コロサイ 3:5-10,12-15。エフェソス 4:20-24)わたしたちの振る舞いは親切や哀れみ深さをよく表わすものでしょうか。(ミカ 6:8。マルコ 1:40,41)人々と接するとき,人を築き上げ,励みを与えるよう努めているでしょうか。(ローマ 14:19。コロサイ 4:6)野外の奉仕にどれ程熱心であったとしても,過度に批判的であったり,思いやりを欠いたりすれば,人々との関係を損なうばかりでなく,エホバに喜ばれるものとはなりません。―箴言 3:7; 12:18; 25:12。

8 どの地方においても伝道区域が頻繁に網らされるようになっていますから,わたしたちが宣教に熱意を示すと共に,聖書の深い知識を持ち,人を引き付ける立派なクリスチャン人格を表わすことは極めて大切なことと言えるでしょう。家の人に接する際に巧みさ,良い判断,愛に満ちた洞察力を働かせるなど道理をわきまえた,平衡の取れた態度を示すことにより,さらに多くの人々の聞く耳を得ることができるでしょう。

9 年少の方々が野外で立派に奉仕しておられることは多くの人に励みを与えるものです。年若い人々を奉仕に導いたり訓練を与えたりする親たちも,平衡の取れた見方を保つべきです。「奉仕の務め」の本の99ページには奉仕者となるための資格の一つに「聖書の基礎的な教えを知り,また信じていて,人から尋ねられた時,……聖書と調和した答えを述べることが」求められています。それで年若い方々が野外の奉仕に参加する際,出版物の配布に強調が置かれるよりも,敬意のこもった態度で,聖書を読み,そこに示されている希望に人々の注意を引き,立派な証言ができるようにすべきです。年若い方々が聖書から立派に話せればそれは家の人に深い感銘を与えることができるでしょう。その上で共に働く親が出版物を提供できるかもしれません。それで伝道者になっていない年若い人を雑誌配布のような活動から訓練するよりも,上記のような仕方で訓練を始めることにより,わたしたちが道理をわきまえた,平衡の取れた見方を持つ者であることを示せるでしょう。―フィリピ 4:5。

10 パウロは「どんな点でも決してつまずきの原因を作らないようにしています」と述べました。(コリント第二 6:3)それでわたしたちもすべての事に平衡の取れた態度を示すという点で進歩し続けたいと思います。エホバの教えを受けた者として平衡を保つとき,引き続き,多くの人々を真理の道に助けることができるでしょう。―イザヤ 54:13。

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