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新しい本を用いていますか王国宣教 1983 | 10月
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は,「真理」の本または「あなたは地上の楽園で永遠に生きられます」を終えた後に,新しく関心を持つ人との研究に用いるよう勧められている本です。もしだれかとの研究を司会していて,その人が二番目の本に進む用意ができており,この新しい本をお持ちであるなら,それを今すぐためらわずに用い始めてください。
6 わたしたち皆が,(1)わたしたち自身とわたしたちの家族の霊的な進歩に寄与し,(2)聖書の基礎的な真理を既に学んだ人には円熟へと進む助けとなるこの新しい手だてを十分に活用しますように。
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良いたよりを伝える ― 巧みさを示して王国宣教 1983 | 10月
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良いたよりを伝える ― 巧みさを示して
1 人々を家に訪問したり,街路や店や他の場所で会う際,わたしたちは巧みでなければなりません。なぜでしょうか。なぜなら,わたしたちは「危機の時代」である「終わりの日」に住んでいるからです。パウロは,この時代に住んでいる人々は「うぬぼれる者,ごう慢な者,……容易に合意しない者,……自制心のない者,粗暴な者,……片意地な者」となるであろうと書きました。(テモテ第二 3:1-4)それで,この時代にエホバの民が良いたよりを語る際,巧みさが必要なことは明らかです。
2 しかし,巧みさとはどんなことですか。ある辞書の定義は次の通りです。「困難な,あるいは微妙な状況において,他の人々との良い関係を保ったり人の感情を傷つけないために,何を言うか,または何をするかに関する鋭い感覚」。確かにわたしたちは,クリスチャンとして他の人との良い関係を保ちたいですし,不必要に感情を傷つけることは避けたいと思います。それで,『わたしたちに関するかぎり,言葉においても行動においてもすべての人に対して平和を求めたいものです』。―ローマ 12:18。
3 自分が話している人の立場に自分を置くのは助けになります。もしかしたら,わたしたちが訪問して,何か大切なことの邪魔をしたかもしれません。家の人がだれにも訪問してもらいたくないと思っていることも少なくありません。ですから,わたしたちは,巧みで,思いやり深くあり,助けたいとの愛ある願いと共にその人への深い配慮を示さなければなりません。
4 パウロは巧みなクリスチャン証人として立派な手本です。アテネ人に話をした時,彼らの偶像礼拝や非常に多くの偽りの神々を崇拝していることに対して,パウロの霊はそうしたことでいら立ったにもかかわらず,彼らを叱ったり非難したりしなかったことを思い起こしてください。(使徒 17:16)パウロは,多くの神々を崇拝している彼らの関心事を巧みに用いて,アテネの人々に対する自分の話の優れた紹介の言葉としました。―使徒 17:22-31。
5 わたしたちも,自分の宗教を持っていて,わたしたちにそのように言う人々に会うことでしょう。何をすべきでしょうか。巧みでなければなりません。押しつけがましかったり,好戦的だったり,批判的だったりすべきではありません。そうではなく,できれば同意点を見いだすように努めて,それらの点を話し合ってゆくようにすべきです。わたしたちの音信に同意しない人の起こす反論をすべて論破したり,問題にしたりする必要はありません。
6 巧みさには良い聴き手であることも含まれます。耳を傾けて,家の人の考えに考慮を払うことにより,わたしたちは家の人の考えていることを知るようになります。家の人の推論に沿って巧みに話し合いを進めて行って,良い会話を発展させ,証言できるということは少なくありません。質問は役立ちますが,質問によって家の人が困った立場に立つことがないよう注意しなければなりません。むしろ質問は,家の人の話を引き出し,見方を知るために用いるべきです。そのようにしてパウロの模範に従うことができます。「わたしはあらゆる人に対してあらゆるものとなってきました。何とかして幾人かでも救うためです」― コリント第一 9:22。
7 どんな時にも人の感情を傷つけることがないようにわたしたちの言葉を注意深く選択しなければなりません。(箴言 25:11)そうする時に,家の人は,わたしたちが励みとなる音信を携えて友好的に訪問していることを認めるでしょう。わたしたちの言葉や顔の表情によってすべての人に対する個人的な関心や親切心,親しさを伝えるなら,多くの人々はそれに気づき,好意的に答え応ずることも少なくないでしょう。パウロの忠告を忘れないでください。「あなた方の発することばを常に慈しみのあるもの,塩で味つけされたものとし,一人一人にどのように答えるべきかが分かるようになりなさい」― コロサイ 4:6。
8 人々が全然関心を示さない時でも,わたしたちは巧みな方法で感情を傷つけないように努めます。そのようにして好意的な印象を残し,次に訪問する証人のために道を開くことができます。耳を傾ける人たちに良いこと,恵みとなることを知らせることができるように,引き続き巧みな仕方で良いたよりを伝えましょう。―エフェソス 4:29。
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会話するための話題王国宣教 1983 | 10月
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会話するための話題
今は終わりの日ですか
ルカ 21:10,11 ― イエスの言われたこと。
ルカ 21:28 ― わたしたちは生き残れる。
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神権的ニュース王国宣教 1983 | 10月
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神権的ニュース
◆ 次の会衆で王国会館が献堂されました。北海道,名寄。青森,十和田。栃木,小山。埼玉,坂戸。千葉,鋸南。東京・両国。東京,小金井。神奈川,川崎・加瀬と幸。愛知,春日井・北と西。大阪,八尾・北。大阪,堺・中央。岡山,笠岡。広島,呉・北。愛媛,大西。福岡,北九州・門司大里。福岡,福岡・北と和白。福岡,筑紫野。熊本,山鹿。宮崎,西都。
◆ トリニダド支部は,去る4月に伝道者の52%が補助開拓奉仕に参加したことを報告しました。3,627人の最高数が得られ,そのうちの132人が正規または特別開拓者として奉仕しています。
◆ ケニアは4月に2,905人の伝道者新最高数を得ましたが,その28%余が全時間奉仕に携わりました。ギリシャは16か月連続で伝道者新最高数を報告し,4月には2万677人になりました。
◆ チリの2万292人という4月の伝道者最高数は昨年を19%上回るものでした。時間,再訪問,開拓者および聖書研究の最高数も報告されており,4月中2万4,551件の研究が司会されました。
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質問箱王国宣教 1983 | 10月
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質問箱
● 聖書に関する質問はいつ,またどのように協会に問い合わせるべきですか。
毎年,協会の奉仕事務所は,様々な事柄に関する質問や,問題を扱う上での助言を求めた問い合わせをたくさんいただきます。手紙で来るものもあり,電話で尋ねられるものもあります。困った立場にある兄弟たちのお役に立てることをわたしたちはうれしく思います。しかし,このことは事務所の兄弟たちにとってかなりの仕事ともなっています。いただいている質問の多くは出版物の中で十分徹底的に扱われている事柄に関するものであり,提出された多くの問題も,土地の事情に通じている会衆の長老たちが扱うのが最善である場合が少なくありませんでした。―ペテロ第一 1:10。
それで,皆さんが質問をお持ちになる場合には,まず索引などを活用しながら協会の出版物を参照するか,会衆の長老たちのところへ質問を持ってゆくようにお勧めしたいと思います。さらに助言を必要とする問題があるなら,まず会衆の長老たちから助言を求めるのは良いことでしょう。この点で努力したのに必要な説明や助言が得られなかったなら,その時あなたは協会の事務所にその件を提出してくださって結構です。この事はできれば手紙で行ない,その中ですべての事実をはっきりと述べるべきです。非常に緊急な事態でもない限り,どうぞ電話を使うことはなさらないでください。
「個人的な問題の解決にどのように援助を得ることができますか」という質問に関する付加的な注解については,もしあれば1974年12月号「王国奉仕」の「質問箱」を参照したいと思われるかもしれません。
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