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地(地球)聖書から論じる
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な人[「とがめるところのない者」,新英]は地にとどまる。しかし悪しき者は地から断ち滅ぼされ,不信実な者は地から抜き捨てられる」。(ここで,とがめるところのない者たちが地に戻るとではなく,「地にとどまる」と述べられている点に注目。)
神が地に対して持っておられた当初の目的は変わりましたか
創世 1:27,28: 「神は人をご自分の像に創造してゆき,神の像にこれを創造された。男性と女性にこれを創造された。さらに,神は彼らを祝福し,神は彼らに言われた,『子を生んで多くなり,地に満ちて,それを従わせよ。そして,海の魚と天の飛ぶ生き物と地の上を動くあらゆる生き物を服従させよ』」。(ここで,神は,アダムとエバの子孫で地を満たし,全地を覆う楽園を管理させることがご自分の目的であることを示されました。人間は望遠鏡や宇宙船によって様々な惑星を調べてきましたが,神はこの地球を人間の住む所にするという壮大な意図のもとに,地球をそれらすべての惑星の間で特異なものとされました。創造者は,そのようになさった後,アダムの罪のゆえにご自分の目的を放棄し,それが永久に果たされないままになさるでしょうか。)
イザヤ 45:18: 「天の創造者,まことの神,地を形造られた方,それを造られた方,それを堅く立て,それをいたずらに創造せず,人が住むために形造られた方,エホバはこのように言われたからである。『わたしはエホバであり,ほかにはだれもいない』」。(また,イザヤ 55:10,11も参照。)
神の新秩序でだれも死ぬことがないなら,どのようにしてすべての人が地に住めるのですか
神が地に対するご自分の目的を言い表わされた時,『子を生んで多くなり,地に満ちよ』と言われたことを思いに留めてください。(創世 1:28)神は人間に生殖力を賦与されました。この点に関するご自分の目的が果たされる時,神は地における生殖作用を止めることがおできになります。
神はどのような人に地上における終わりのない命をお与えになりますか
ゼパニヤ 2:3: 「地の柔和な者たち,神の司法上の定めを守り行なってきたすべての者たちよ,エホバを求めよ。義を求め,柔和を求めよ。恐らくあなた方はエホバの怒りの日に隠されるであろう」。
詩編 37:9,11: 「エホバを待ち望む者たちは,地を所有する者となる。……柔和な者たちは地を所有し,豊かな平和にまさに無上の喜びを見いだすであろう」。
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中立聖書から論じる
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中立
定義: 二者あるいはそれ以上の紛争当事者のどちらの味方もしない,あるいはどちらも支持しない者の立場。古代と現代とを問わず,真のクリスチャンがあらゆる国で,またあらゆる状況のもとで,世の党派間の紛争に関し徹底した中立を保持してきたことは,歴史上の事実です。真のクリスチャンは,愛国主義的儀式への参加,軍務に携わること,政党への加入,行政職に立候補すること,投票などに関して他の人々が行なう事柄に干渉しません。しかし真のクリスチャンは聖書の神エホバだけを崇拝します。それらのクリスチャンは無条件で神に献身しており,神の王国を全面的に支持します。
一般の政府の権威に対するクリスチャンの態度と関係があるのはどんな聖句ですか
ローマ 13:1,5-7: 「すべての魂は上位の権威[政府の支配者]に服しなさい。神によらない権威はないからです。……したがって,あなた方がどうしても服従するべき理由があります。その憤りのためだけではなく,あなた方の良心のためでもあります。……すべての者に,その当然受けるべきものを返しなさい。税を要求する者には税を,貢ぎを要求する者には貢ぎを,恐れを要求する者にはしかるべき恐れを,誉れを要求する者にはしかるべき誉れを」。(神の許しなしに存在し得る政府は一つもありません。官吏個人の行状のいかんにかかわりなく,真のクリスチャンは官吏に対してその職のゆえに敬意を表してきました。例えば,政府の税金の用い方のいかんにかかわらず,エホバの崇拝者は,すべての人が恩恵に浴せる種々の公益事業に対して,正直に税金を払っています。)
マルコ 12:17: 「そこでイエスは言われた,『カエサルのものはカエサルに,しかし神のものは神に返しなさい』」。(ですから,クリスチャンは,税金という形で一般の政府にお金を『返す』だけでなく,神に対し
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