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進歩的な聖書研究を司会しなさい王国宣教 1988 | 10月
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しかし,学んだ聖書の真理を適用すべきであるということを指摘してください。種まき人に関するイエスのたとえ話を用い,この例えが王国の音信に積極的にこたえ応じる必要性をどのように強調しているかを示すことができます。このような仕方で,着実な進歩を妨げているのが何かを悟るよう研究生を助けることができるでしょう。あなたが観察してきた事柄に関して注解する機会があるかもしれません。親切であってください。しかし率直かつ明快であってください。(コリント第一 14:8,9)必要な調整がなされるとき研究を再開できるかもしれないということを知らせてください。その間,その人を励ますため周期的に訪問できるでしょう。―「王国宣教」1980年12月号2ページ,1986年8月号7ページ参照。
5 以前に研究したことのある区域内の人々に出会ったなら,どれほどの期間,だれと研究したかを知るのは賢明です。なぜ研究をやめましたか。以前にその研究を司会した人が分かるなら,研究を再開する前に,以前の研究司会者および奉仕監督とそのことを話し合うのはよいことでしょう。恐らく,あなたの気づいていない要素があることでしょう。ある人たちは多くの異なった伝道者たちと幾年にもわたって研究してきたものの,何ら実質的な進歩を遂げませんでした。わたしたちは,真理に純粋な関心を示す人々と共に時間を費やす必要があります。
6 聖書研究を中止するにしても再開するにしても,「ものみの塔」1976年7月1日号,413ページから415ページの,「『エホバに転ずる』ための時間はまだ残されている」の記事に載せられている優れた資料を家の人と話し合いたいと思われるかもしれません。わたしたちが進歩的な聖書研究を司会する面での能力を研ぎ澄ますなら,他の無数の人々がなお真理を学び,受け入れ,実行するよう助けることができるでしょう。そうすることにより,それらの人たちがエホバ神との是認された関係を得,最終的には永遠の命を得ることが可能になるのです。―フィリピ 4:9。ヨハネ 17:3。
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良いたよりを伝える ― 大胆に,しかも巧みに王国宣教 1988 | 10月
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良いたよりを伝える ― 大胆に,しかも巧みに
1 ペテロとヨハネは宣べ伝えるのをやめるようにと命じられた時,次のように答えました。「しかし,わたしたちとしては,自分の見聞きした事柄について話すのをやめるわけにはいきません」。(使徒 4:20)彼らは何によってこれほど大胆に話すことができたのでしょうか。彼らは『祈願をし』,「聖霊に満たされ,神の言葉を大胆に語(り)」ました。(使徒 4:31)彼らの模範に従うなら,わたしたちも同様に宣べ伝える点で大胆さを示すことができるに違いありません。
2 しかし,わたしたちはどのようにすれば大胆さと同時に巧みさをもって話すことができるのでしょうか。ある辞書は巧みさを,『感情を損なわせることがないよう,何を行ない,何を言うかを見分ける鋭い感覚』と定義しています。共通の土台を確立することは,巧みさを示す助けになります。また,人々と共に推論する方法を学ぶなら,巧みさを身に着けることができます。「聖書から論じる」の本以上に,わたしたちが大胆かつ巧みになるのに役立つ優れた道具があるでしょうか。
平衡を取る
3 宣べ伝える業を首尾よく成し遂げるには,大胆さと巧みさとの間に平衡を保つことが大切です。例えば,『実際のところ,どの宗教にも良い点があるのではないでしょうか』という質問を提起する人にどのように述べることができますか。直接的な,しかし巧みな答えを「論じる」の本の206ページに見いだせます。また,エホバの証人ではない,自分の信仰を持っている人々を繰り返し訪問する理由について質問されるなら,「論じる」の本の102ページに略述されているように,大胆に,しかし巧みに答えることができます。エホバの証人は地域社会をより住みよい場所とするのに貢献する事柄になぜ参加しないのか,と尋ねられるかもしれません。102,103ページにある幾つかの優れた点を用いれば,大胆に,しかし巧みに話すことができるでしょう。
模範
4 ペテロは,『わたしたちの希望の理由を問う人に対し,その前で弁明できるよう常に備えをしている』べきであると述べました。ペテロは続けて「温和な気持ちと深い敬意をもってそうする」べきであると述べています。(ペテロ第一 3:15)確かにペテロは大胆であると共に巧みさを示すことの必要性を認識していました。協会の出版物には,この方法に従うことによって成功した伝道者のことが報告されています。―塔86 4/1 6,7ページ。塔86 8/1 21,24ページ。鑑87 53,54ページ。
5 数多くの模範によって際立たせられている通り,祈りのうちにエホバに頼るなら,わたしたちは聖霊の助けを得ることができ,そのようにして大胆さと巧みさとをもって話すよう強められるでしょう。―使徒 5:29。
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わたしたちを結び合わせる大会の際立った特色王国宣教 1988 | 10月
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わたしたちを結び合わせる大会の際立った特色
1 「見よ,兄弟たちが一致のうちに共に住むのは何と良いことであろう。それは何と快いことであろう」。(詩編 133:1)「神の公正」地域大会のプログラムをそのさまざまな際立った特色と共に楽しんだ今,この言葉はエホバの民の世界的な兄弟関係に関してさらに深い意味合いを帯びるようになりました。
2 大会プログラムの中から選ばれた話が電話回線によって幾つかの大会都市と結ばれるということが発表された時,期待が呼び起こされました。次いで,各話し手によって人を鼓舞する情報が提供された時,わたしたちは出席してそれにあずかれたことを歓びました。また,力強い決議に対し,これほど大勢の兄弟たちが大きな声で「はい!」と述べて結び合わされたのは何と大きな喜びだったのでしょう!
3 それに加えられた特別な出来事は,「聖書に対する洞察」と題する2巻から成る英文の出版物の発表でした。これは何と美しいさし絵の入った出版物なのでしょう! この出版物は聖書に関する論題を調べる点でわたしたちを非常に固く結び合わせるものとなり,聖書の真の意味についてわたしたちの語るところは一致することでしょう。―コリント第一 1:10。
4 三日目午後,「啓示の書 ― その壮大な最高潮は近い!」と題する新しい出版物が発表された時,何と喜ばしい驚きを感じたのでしょう。この320ページの本は,聖書巻末の書の数多くの象徴的な表現の意味に関する考えを一致させるのに役立つに違いありません。
5 忘れてはならない際立った特色は,大会の多くで宣教者たちが自分自身の経験を語ってくれたということです。わたしたちは,これら宣教者たちの長年にわたる忠実な奉仕に何と感謝していることでしょう! 健康を損なうことや言語の問題,反対など,数多くの障害にもめげず,彼らは遠くの地で良いたよりを宣べ伝える業を拡大してきました。
6 エホバは確かに,わたしたちが予期していた以上のものをもって祝福してくださいました。今,わたしたちの決意は,いまだ残されている心の正しい人々がこたえ応じるよう神の公正に関して証しすることです。
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7月の奉仕報告王国宣教 1988 | 10月
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7月の奉仕報告
平均 平均 平均 平均
伝道者 時間 雑誌 再訪問 研究
特別開拓者 798 124.9 58.8 62.1 5.4
開拓者 32,846 78.2 24.5 31.1 2.7
補助開拓者 19,461 61.8 13.3 19.2 1.4
伝道者 75,097 15.9 5.2 5.8 0.6
合計 128,202
新しく献身しバプテスマを受けた人: 1,279
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