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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1987
塔87 5/15 8–9ページ

イエスの生涯と宣教

意外な人が弟子になる

岸に上がられたイエスは,恐ろしい光景をご覧になります。ことのほか狂暴な二人の男が近くの墓地から出て来て,イエスのほうに走って来ます。二人は悪霊に取りつかれています。そのうちの一人は他方よりも狂暴であり,ずっと長く悪霊に支配されてきたらしく,人々の注目を集めます。

この哀れむべき男は長いあいだ墓場に裸で住んでいました。昼も夜も絶え間なく叫んだり,自分の身を石で切りつけたりするのです。男は非常に狂暴なので,だれもその道を行ってそばを通る勇気はありません。人々はその男を縛ろうとしてきましたが,男は鎖を引きちぎり,足かせをはずしてしまいます。その男を従わせるだけの力はだれにもありません。

その男がイエスに近づいてその足もとにひれ伏すと,その男を支配している悪霊は,「至高の神の子イエスよ,わたしはあなたと何のかかわりがあるのですか。わたしを責め苦に遭わせないことを神にかけて誓ってもらいます」とその男に叫ばせます。

イエスはなおも,「その男から出て来なさい,汚れた霊よ」と言われますが,同時に,「あなたの名は何か」とお尋ねになります。

「わたしの名は軍団<レギオン>です。わたしたちは大勢いるからです」と,その悪霊は答えます。悪霊たちは,自分たちが取りつくことのできる人々の苦しみを見て楽しみ,臆病な暴徒の霊となって人々に襲いかかるのを喜びとしているようです。しかし,彼らはイエスと対面すると,底知れぬ深みに送り込まないよう願います。ここでもまた,イエスが邪悪な霊たちをさえ従わせるほどの大いなる力を持っておられるということが分かります。このことから,悪霊たちは自分たちの指導者である悪魔サタンと共に底知れぬ深みに入れられることが,自分たちに対する神からの最終的な裁きであるということに気づいていることも分かります。

2,000頭ほどの豚の群れが近くの山で草を食べています。それで悪霊たちは,「わたしたちを豚の中に送り込んで,彼らの中に入れるようにしてください」と言います。悪霊たちは,肉の被造物の体に侵入することから,ある種の不自然で加虐的な快楽を得るようです。豚の中に入るのをイエスがお許しになると,2,000頭の豚がみな断崖に殺到し,海に落ちてでき死します。

豚の世話をしていた者たちはそれを見て,市内やあたりの田舎に急いでそのことを知らせに行きます。それで人々はどういうことが起きたのかを見ようとしてやって来ますが,彼らが到着したとき,何と,悪霊たちを出してもらった男が衣服を着け,正気に戻ってイエスの足もとに座っています。

目撃証人たちは,悪霊に取りつかれた男がどのようにしてよくなったかを人々に伝え,また豚の奇妙な死に方についても話します。それを聞くと,人々は非常な恐れにとらわれ,自分たちの地域から去るようイエスに切に求めます。それでイエスは,その求めに応じて舟にお乗りになりますが,それまで悪霊に取りつかれていた人がお供をさせていただきたいと懇願します。ところが,イエスはその人に,「あなたの親族のもとに帰り,エホバがあなたにしてくださったすべての事,またあなたにかけてくださった憐れみについて知らせなさい」と言われます。

イエスは,世間を騒がせるようなうわさに基づいて人々が結論を下すのを望まれないので,いつもならだれにも話さないよう,ご自分がおいやしになる人に指示なさいますが,今回の処置は例外でしかも適切です。というのは,それまで悪霊に取りつかれていた人は,もうイエスに接する機会がないかもしれない人々の間で証言することになるからです。さらに,その人がそこにいること自体,善をなすイエスの力について証しし,豚が死んだことで広まりかねないどんな良くないうわさをも封じることになるでしょう。

それで先程まで悪霊に取りつかれていた人は,イエスの指示に従って去り,イエスが自分のためにしてくださった事をすべて,デカポリス全域でふれ告げるようになります。人々はただ驚くばかりです。マタイ 8:28-34。マルコ 5:1-20。ルカ 8:26-39。啓示 20:1-3。

◆ 悪霊に取りつかれた人は二人だったのに,人々が一人に注目する理由はどこにあるように思われますか。

◆ 悪霊たちが将来,底知れぬ深みに入れられるのを知っていることは,どんなことから分かりますか。

◆ なぜ悪霊たちは好んで人や動物に取りつくようですか。

◆ イエスはどうして悪霊に取りつかれていた人の場合に例外を設け,ご自分がその人のために行なった事柄を他の人々に語るよう指示されたのですか。

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